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正直あんまり面白くないなぁと思いつつも見続けて見まくってしまうアニメ多量見さんと、前半あんまりよろしくなかったけど、後半または中盤で信じられない盛り上がりを見せてしまうアニメ作品には、密接な関係があるのではないかと思ったりします。
とりあえずこの「前半あんまりよろしくなかったけど、後半や中盤で激しく面白くなってしまう作品」を、「後化け」と呼ぶことにします。後化け作品とはつまり、
「こんなにつまらないのに、誰が見ているのだろう?
ひょっとして自分だけしか見ていないのではないだろうか?」
そんな風にしか思えなかった作品を、ある日いつものように見ていたら…、
ムチャクチャ笑ってしまいました。
死ぬほど感動してしまいました。
有り得ないほどにトキメイテしまいました。
一緒になって叫んでしまうほどでした。
なんて事件が起こってしまう、そんな作品のことです。
おもしろそうな作品がおもしろいのは当然とした場合(実際はそう簡単じゃないのだが)、このおもしろくなさそうな作品がおもしろくなった(化けた)ときの感覚は…、いわゆる「ひょうたんからコマ」「棚からボタモチ」という感覚とともに、ひょっとして自分だけしか見ていないのではないだろうか? というもともとあった感覚から来る、「感動ひとりじめ感」があります。おもしろそうと思ったものが期待通りにおもしろかっただけでは味わえない、代え難い感覚が。
「あの時切らなくてよかった…。心底そう思うよ…」
「あの苦汁の日々は無駄じゃなかった…」
「見てなかった者どもよ、後悔するがいい!」
過去、切らずに見続けて後悔した作品たちのことなど忘れて余りある喜びと感動を味わってしまう ― そんな経験を繰り返している内に― その感覚は、癖になってしまうのです。
「もしかしたら、これから化けるかも知れないじゃないかッ!」
「ここを耐えれば、きっとすごい未来が待っているんだッ!」
「今はこうだけど、いつか、きっと…」
「こんなものがおもしろくなるわけがない…と思わせるところにこそ狙い…演出意図があるように思える」
そんな風に何を見ても、そこにあるかも知れないかつてない「可能性」を疑いきれない、早々に切ってそのチャンスを逃してしまう自分が許せない……その強迫観念にも似た感覚により、例え「あんまり面白くないなァ」と思えたとしても、切れなくなるのです。
私だって昔から多量見だったワケじゃないんですよ! たぶん。
あぁそうそう、この論だと「なら、つまらなそうなものだけ見ていればいいじゃん」と思われるかも知れませんが、毎日毎日つまらないものだけを見続けるのがどれだけつらいと思いますか? 少しは普通におもしろいものを見ていないとおかしくなってしまいます。
最後に、自分の記憶にある後化け作品たちをいくつか並べてみませう。
●ナースエンジェルりりかSOS
うちの看板になっている↑アレです。開始当初はただの美少女戦士セーラームーンの二番煎じだと思われていたりと、普通の展開に思えたのですが…。有名な花梨チョコの話もいいけど、ラストの盛り上がりも忘れてはいけません。
●怪盗セイント・テール
恋愛話が前面にプッシュされてきたあたりから盛り上がり気分でしたが…その後すぐ終わっちゃってなァ。
●デジモンアドベンチャー
無印シリーズ。TVシリーズ先行の映画の出来等から化けはある程度予想できたのかも知れませんが…前半のダラダラの苦汁を超えての東京編の感動は今でも忘れない。
●発明BOYカニパン
超じゃない、まんじゅう顔の方。「ダメじゃん」「C級〜」「もっと頭つかいなさいよ」のコンボには死ぬほどバカ笑いした。まぁ後化けというよかは中途化けですが…。
意外と、少ないかも。あと最近のものだと「キョロちゃん」とか「GUNGRAVE」とかもそうかな。上のほど破壊力ないけど。
リストが意外と少なかったことからもわかるように、多量見をこれだけで語るには無理がありますね。てなわけで、つづくかも。他の切り口もありますし。上にミンキーモモやママレード・ボーイが入ってないのがそのヒントになるかも。
何だか広まってますねぇ…。軽い話のつもりだったのだけれど。だいたい似たようなコメントを書いてしまいそうなのでリンクのみで。
後化け作品の話、興味深く読ませていただきました。光希桃コメント: アキハバラ電脳組には概ね納得…確かにあの時の「いつものアキ電はどこへ…!?」とまで思った感覚は思い出されます…。でもアキハバラ電脳組って、アニメ誌の表紙飾ったり、一応「注目作」として始まった作品だったような…。「後化け」というよか「前半期待はずれ」だったのかも知れませんナ。満月とジェッターズは最初から最後まで楽しんでいたクチなのでなんとも。
私的には初期数話の迷走とヤシガニ級の作画崩壊で続々と脱落者が出る中、20話・25話を見た瞬間、落涙しながら「勝った!!」と思った「アキハバラ電脳組」、全52話を通したエピソードの積み重ねで、4クール目以降「来週はどうなるんだろう?」と毎回非常に期待させられた「満月をさがして」、脚本を中心に非常に丁寧に作られ、笑い・涙・感動(そして萌え)と全部入りだった「ボンバーマンジェッターズ」あたりを推したいですね。
安易に色気に走るマニア層向けよりもキッズ対象の長期作品の方が心に残るものが多いような気がします。(あと、比較的スポンサー色が薄いってのも共通しているかも←CMなしのCSで見ている所為かも知れませんが)
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少女漫画3冊を同時にレジに運ぶのはやっぱり恥ずかしいものですな。というかりぼん系3冊ですが。
ママレと満月はデフォとして、内容を全く知らずにかった高須賀由枝の新作「シュガーポット」。ちょっと心配でしたが、取り越し苦労だったよう、まだ最初何話かしか読んでないけど楽しめてまふ。というか「最近どうしてるのかしらー?」とかこの前急に思って調べたら、りぼんオリジナルの方で連載してたことをその時知りまして、何か納得しつつも、コミックス発売と聞いてちょいと買ってみた次第でありまふ。とりあえずしばらく追ってみる予定。
満月は本誌で追っててたから柱コメント目当て。最近は暴言も減ってきたので、ちょっと寂しいところではあります。(まだ読んでないけど) つか次巻来月かYO! 時間がなかったからコメント減らしましたとか言ったら怒っちゃるヨ!
何げに今日はいい日だったのかも知れん。
5月分から更新してなかった、自己紹介ページの視聴リストの更新と、溜まっていたメール返信を13通ほど。…肩の荷が下りて、ちょっと落ち着いた気分。
公言するとプレッシャーになるから書かないけど、現状やってみたいネタが3つほど。1つは「やってみたい」だけど、あとの2つはいつもの「あったらいいな」的なネタ。ないのかな。
溜まっているアニメが消化できてから考えるか…。何で…週65タイトルもアニメを見ているのだろうか。
前々からやろうやろうと思っていた、感想サイトリンクを今までの「文」「キャプ」「絵」…以上にサブジャンルでさらに分離する作業がなんとか完成。>Link
例によってExcelによる自動整列。全部のリンクの書かれたシートから>50音順に並び替え>ジャンル「文」を抽出>さらにそれを「日記+感想」「NEWS+感想」「感想のみ」「ひとこと感想」「たまに感想」の5つの子ジャンルに分離>さらにそれを縦一列に再結合。…言うほど楽じゃなかった……。
まぁ苦労話は書くのも面倒なので略。
結構急いで作っちゃったので、サブジャンルのジャンル分けはてきとーとも言えなくもないです。自動化のおかげでジャンル変更はそんなに大変じゃないので、気になるサイトについては連絡くださいませ。文章系サイトについては特に線引きが微妙ですからねぇ。
キャプ有サイトは見た感じのキャプ枚数でサブジャンル分けしてみた。「少なめ」は1感想につき1〜2枚、「普通」は1感想につき画面1行程度(3〜5枚)、「多め」はキャプ画像が数行に渡ってあるぐらい、「多量」は…まぁそれ以上。あと「たまにキャプ付き」という毎回じゃないけど、感想によってはキャプを交えたりするサイトをわかりやすく分離できたのがよかった。
とりあえず感想率調査によって見つけられたサイトとかの追加分リスト。
時間もないのでコメント省略…。
リンク集の次の課題は18禁サイトをわかりやすく表示することだよなぁ。現状だと混ざっていて危ないから…。あとNEW!表示が出来た方がいいかもなぁ。
まぁでもこれでしばらくメンテなし。返信してないメールも溜まりまくっていたりするので、そっちも早めにやらないと…(リンク集:サイト情報 を整理しないと返信が書きにくいものとかあったのでつい溜めてしまった)。あぁでも見てないアニメも溜まっている…。