病気の方はあんまりきれいな話じゃないんで、あまり書かないことにしますわ。下からも上からもカメラが入ったりしましたけども。（でも別にろくな異常は見つかってなかったり）
で、まぁココ的には入院生活中のアニメライフについて語るべきなんでしょうから、その辺をメインで。
![[病院の個人テレビ]](../../gazou/040323_1.jpg)
入院してた部屋はもちろん共同部屋で、隣の方とはカーテンで仕切られている状態でした。計算すると一泊8000円ちょっとかかったよう。1分1円のテレビカード式で見られる10インチぐらいのテレビが個々に付いています。（右図）見ての通り丸いブラウン管型。音はモノラル。数千円ぐらいで買えそう。ついでに受信がよくない…というかズレてる。裏を見ると「自動チューニング」と書いてあって、調節ができないのが痛い。映るのは、1ch〜12chと42ch（ＴＶＫかな？）。BS、CS系は映るわけもなく。
んで、病院の生活リズムが、
06:00 起床
08:00 朝食
12:00 昼食
18:00 夕食
21:00 消灯
というものなので、平日に見られるアニメは18:00〜20:00の時間帯にやってるものだけ、深夜アニメは見られません…。もちろんビデオなんか付いてないですし。
まぁ…仕方ないか…とか思いつつ、ふと考えてみると、家のHDDレコーダーの容量がどれぐらい残っているのか気になって仕方なくなる。…家に電話。どうやら数日なら何とかなるけど、１週間は持つわけもない状態ですた。自分の録画高ビットレート設定を恨めしく思う瞬間。とりあえず深夜アニメの時間変更等をチェックしてもらって、１日目終了。
早々に容量がなくなるのはわかっていたので、「DVD焼きをしてもらうしかない…」と思い立ち、２日目に再び家電話。
「まず本体左端…の上にあるボタンを押して電源を入れて………、んで細長いリモコンの真ん中の上の方にある４つの丸いボタンの、右から２つ目の『編集ナビ』と書いてあるボタンを押して。」
「画面変わった」
「そこに『DVD-Video作成』って書いてあるでしょ？」
「あった」
「そこまで移動して…」
「どうやって移動するの？」
「真ん中にある『決定』ボタンのまわりに矢印ボタンがあるから…」
「移動した。それで？」
「あ…えっと、そこで『決定』ボタンを押して…」
「画面変わった」
「上半分にリストが出てる画面？」
「そう。」
「上のを選ぶと、どこかにタイトルが出るはずだけど…」
「…ないよ」
「んなバカな」
「…だってないし」
「画面の左下に出てない？」
「ないって」
「んなばかな、画面全体の左下だよ」
「あ、こんなに下か。あった。」
「じゃ、ちょっとそれ読んで」
「えーと、男の子が居る絵で…ポケ放・ミルモ」
「んー、じゃいっこ戻って」
「戻るってどうやるの？」
「決定ボタンの左」
「この矢印？」
「そう」
「もどった」
…中略…
「じゃそれ焼くから、選んで」
「選ぶ…」
「決定ボタンを押す。」
「押した。変わらない」
「もう一回押して」
「…」
「下に移動した？」
「何かでてきた」
「じゃそれでいいから次のページへ」
「次のページ？」
「右下に『次のページへ』というボタンがあると思うけど…」
「ないよ」
「んなバカな 下ボタンを押して。」
「下ボタン？」
「決定ボタンの下にあるボタン」
「押した」
「さらに押して」
…後略…
こんな会話を永遠30分ほど。我ながら見えないリモコンと見えない操作画面の説明ができるもんだと思ったヨ…。んで、何とかDVDの焼き方と一括削除のやりかたを覚えてもらう。後日、HDDレコーダーの中にある70タイトルほどの名前を全部読んでもらい、それぞれ「残す」「焼く→消す」「消す」の指示を出す。
…正味30枚はDVD-Rが飛んでいった…。ビデオテープなら入れ替えと時間変更チェックだけで何とかなるけど…容量限界があるHDDレコはこういうときキツいというか…自分がただ録りすぎというか…。
入院当初は「まぁ１週間ぐらいかな」と予想されていたワケですが、１週間経ったところで「あと１週間ぐらい」と入院期間が延びてしまいました…。確かにDVD焼きをしていれば、容量は何とかなるけど…いつ見るんだよ！という根本的な問題にぶち当たりまして。…あるお買い物を頼みました。
