第47話 | BACK / 一覧 / NEXT |
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● ストーリー |
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(大杉駅さん)
ほわいとさんによる<<第47話ステータスレポート>>
● 感想 |
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■ママレ補完計画2より
あすかさん 2005/04/03 (日) 15:19
漫画だと最初に会った時にヨリを戻すのに、
アニメは違い、漫画よりも茗子となっちゃんがかわいそうだなって思いました。
でも、茗子がなっちゃんにバレンタインのチョコを渡すために、戻ってきた所は感動しました。茗子もあとで言ってたけど、亮子先生と三輪さんにも幸せになって欲しい、と私も思いました。
あみさん 2006/04/23 (日) 21:36
よかったね。めいこまたもとにもどって。
あむさん 2006/06/25 (日) 01:54
なぐりあいはうわーと思いました めい子本とうによかったね
■ママレ補完計画より
MR2さん
光希が鹿と戯れている時、茗子が泣きながら帰って来た。
ホテルについた光希と茗子の元に三輪と亮子が。
茗子に近づこうとすると茗子は発狂する。
「来ないで!」
ホテルの部屋に閉じこもる茗子に、光希はどうすれば良いのか遊に電話をするが、その時 茗子がホテルを飛び出す。
浜辺にたたずむなっちゃんの所へ三輪と亮子が・・・。
亮子の訴えにも耳を貸さないなっちゃんに三輪は殴る!
茗子の気持ちを思うあまりに何度も何度も。
その時、茗子が!
なっちゃんを庇い殴られてしまう茗子。
「私が名村先生の足手まといになるなら、もう先生に会いに来たりしません」
なっちゃんはとうとう自分の気持ちに素直になり、茗子の下へ走る。
抱き合う二人を見て、亮子と三輪はその場を静かに去る。
亮子と三輪の二人を思う気持ちが結果的に二人を結ぶ。
でもこれでよかったのだ!
茗子編 完!
ほわいとさん
大杉駅さん
さくらひ
ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内) |
47 どうしてそうききわけがないんだ、君は。僕がどんな思いで君に嘘をついたか。君に突き進みそうになる思いを、どんな気持ちで押さえ、断ち切ろうとしってきたか。全ては君の為なんだぞ。君の幸せを思うから、なのに、どうして………………押さえ切れなくさせるんだ!! これで決まりである。これ以外に何も語ることなんかありはしない。この台詞こそが名村の心の中の真実である。名村は今でも茗子を強烈に愛していた。ずっと茗子の求愛を拒否してきたのも、流されそうになる自分への必死の抵抗だったのだ。それが全てである。もっと早く名村が本音をさらけ出してくれたら、これ程傷つくことは無かったであろう。そもそも誰の傷のことを言うのかって? この場にいる全員だ。そしてここにいる連中はみんな、名村も、茗子も、三輪も、亮子も、光希も、大馬鹿者だったと思う。今まで何も見えていなかったと言う他あるまい。 光希は、茗子に連れ添って広島までやってきた。そして心の底のどこかで、二人を再会させさえすればうまく行くかもしれないと期待していた。だが、そんな単純な話ではないのだ。二人が会うセッティングをしただけで、凝り固まった心を開かせることなど出来っこない。茗子が再度傷つくことは必至だった。もっと他に方法は無かったのだろうか。もっとお互い傷つかずに済む最良の方法が……。光希は、そうして友達の為に何かをなし得たのだろうか。少しでも茗子の心に立ち入ることが出来たのだろうか。「友達として」最善は尽くしても、光希の出来たことはそれだけだった。ホテルの部屋の前でうずくまっている無力な彼女の姿が印象的だ。 亮子先生。ようやく茗子の為に「してあげられること」に気付き、最後の最後で、自分と名村が本当は付き合っていないことをぶちまける。しかし、あまりにも遅い。ここまでたどり着くまでに、どんなに茗子も亮子自身も傷ついたであろう。亮子は言う。名村のことが好きだから、理解しようと努力してきたのだ、と。好きな人の主張を守る為に考えを合わせ、演技を続けてきたのだと。そこには、このまま茗子があきらめてくれれば名村が自分に振り向いてくれるかもしれないという、淡い期待があったかもしれない。茗子を見守り、彼女の状態を報告することで名村とのつながりを結んでいられた自分に喜びがあったかもしれない。しかし、それもこれも結局のところ亮子の愛の苦しみを深めただけだ。もっと早く名村のしていることが間違いだと気付いていたら、他に取るべき道はあったのではないか。たとえ幸せにはなれなくとも。 三輪悟史。怒りにまかせて名村を殴りまくっていたが、そうやって自分の本音をストレートに出したのはこれが始めてであろう。「うわべじゃない、飾りを全部取ったお前の本当の気持ちを言ってみろ!」という叫びは、いつも冗談めかして相手をからかうことでしか自分を表現することの出来ない、彼自身へ向けられるべき言葉でもある。君だって、本音で最初からぶつかっていれば、茗子のくすぶる愛に勝てたかもしれない。だが、全ては手遅れだったのだ。広島くんだりまで来て、恋敵をかばおうとした最愛の女を自らの手で殴ってしまう、あまりにもピエロな三輪の立場を振り返ると、涙が出てくる。 名村。結局、弱さを露呈してしまうならば、はじめっから突っ張らなければいいのだ。自分に茗子を幸せにする自身が無いならば、はっきりそう言うべきだった。彼女の将来を思えばこそ身を引くのだ、などと取り繕ったわかりにくい態度で押し通そうとするから、話がまだるっこしくなる。そんな理由付けが茗子も他の誰かをも納得させられるわけがないことにどうしてもっと早く気付かなかったのだろう。大馬鹿者の最右翼と呼ぶに相応しい、腰抜けの臆病者ぶりに、私まで深い憤りを感じてしまった。全ては彼の意固地なプライドが元凶なのだ。手遅れになる寸前にプライドをかなぐり捨てて衝動に走ったのがせめてもの救いだったが、ここまでに至る長い道のりを思うと、気が遠くなる。もう二度と、茗子を抱き締めたその手を放さないで欲しい。例えプライドにかかわろうとも。 そして茗子。愛をつらぬいた茗子。CONGRATULATION! |
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