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広島へ…
「もう一度そばにいさせて!」

先生…
DATA
放送日(KEY局)1995.02.05
視聴率(関東)12.5 %
hr
アイキャッチ(A)すず-遊-光希
アイキャッチ(B)なっちゃん-茗子-悟史
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オープニング笑顔に会いたい(ver.1)
エンディング枯れ葉色のクレッシェンド
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収録巻(ビデオ)vol.11
収録巻(DVD)DVD-BOX Part.2- DISC10
収録巻(LD)Marmalade-BOX 2- 6A
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補完1放送日1998.02.05
補完2放送日20xx.xx.xx

[スタッフ][ストーリー][感想][瀬川さん評][次回予告]

STAFF
脚本松井亜弥
美術井出智子
作画監督佐藤道雄
演出山吉康夫
原画生田目康裕
小島 彰
窪  敏
飯田 悟
佐野陽子
動画アルナルド・ディマーピ
フローレンティーノ・エルナス
ビンセント・エストペル
アルバート・フェリシアーノ
背景塩崎広光
ネリサ・ギサノ
エリー・マカンラライ
マヌエル・サンチャゴ
仕上ピーコック
ハイネ・パデュア
 
色指定衣笠一雄
仕上検査マルガリータ・スアリス
特殊効果ラリー・ブラヒノ
撮影三晃プロ
EEI−TOEI
編集花井正明
録音川崎公敬
音響効果石野貴久
選曲茅原万起子
記録伊藤好子
演出助手岩井隆央
制作進行柳 義明
美術進行田村晴夫
仕上進行森田哲庸
挿入曲「ママレード・ヴォイス!」
「幾つもの出会いを重ねながら」
「ママレード・フェイス!」より
(アポロン)
録音スタジオタバック
現像東映化学
声の出演
小石川光希國府田マリ子
松浦 遊置鮎龍太郎
秋月茗子山崎和佳奈
桃井亮子浦和めぐみ
三輪悟史太田真一郎
鈴木亜梨実久川 綾
佐久間すず丹下 桜
司会者幸野善之
お手伝いさん大野由佳
名村慎一古谷 徹
協力青二プロダクション



 ● ストーリー
(きりたんさん)


ほわいとさんによる<<第46話ステータスレポート>>


 ● 感想

■ママレ補完計画2より


ひとみさん 2005/03/12 (土) 20:40

このときの、めいこってすごく不安そぅ・・・。なっちゃんだって、絶対めいこのこと
まだ好きなのに・・・。がんばれぇ→→めいこ!!名村真一郎なんかに負けるなぁ!!


■ママレ補完計画より

MR2さん

身仕度を整えている光希。
広島に行くと言う茗子について行くための準備。
広島に着いて光希は茗子のために奮起し、茗子とあって貰う約束をなっちゃんに取りつける。
茗子が広島へなっちゃんを追いかけていった事を知った亮子も広島へ。
新幹線のホームにて三輪に説得される亮子だったが、亮子は大義名分を語り新幹線に乗り込む。・・・三輪も一緒に。
なっちゃんと合い、懐かしむ光希。
そして茗子の下へなっちゃんを送る。
二人きりになり、茗子は淡々と今の気持ちをなっちゃんに語るがやはり何も変わらなかった。
なっちゃんは泣きつく茗子を思わず抱きしめてしまいそうになるが思いとどまる。
茗子のために・・・。

ほわいとさん


大杉駅さん

大杉駅さん連載、ママレな心理科Vol.0A in46話へ行く

さくらひ


ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内)
46
 「だって先生が好きなの。どうしようもないの、好きなの……」
茗子が泣く。大好きな人の背に向かって、自らの愛を訴え続ける。人の恋は理屈でないことを思い知らせるシーンだ。いたいけな少女の決死の思いを何故わかってやれないのだ、名村。なぜにかくもかたくなな拒否姿勢をつらぬくのか。どうして彼女が側に居たいと泣き叫んでも駄目なのか。もはや私には名村慎一の心の中が見えない。彼の頑固な理屈が、まるでわからない。多分、彼にもわからなくなりつつあるのだろう。両の手が茗子の肩を抱きすくめる寸前まで来ている。しかし、この男は踏み止どまるのだ。なぜかはわからない。とにかく二人は離れて別々に暮らすのがお互いの為なんだ、の一点張りだ。これが返答なのか。これがあんたの男としての決着のつけ方なのか!
 名村理論によれば、茗子は最愛の人のことを忘れて普通に進学し、自分の夢を見つけて幸せに暮らすのが正しいということだ。彼が気にしているのは多分、茗子が桐稜をやめてしまおうとしていることなのだろう。名村と暮らす為に広島へ出て行けば、彼女の高校生活はピリオドを打つ。自動的に進学できる大学生活も、もちろろん夢と消える。そして望まれるべきその先の人生も。どうも彼の中には、桐稜にかける過大な愛校心が存在するように思えるが、どうしてそこまで自分の学校にこだわるのかがわからない。広島出身の彼が何故桐稜の卒業生なのかも疑問だ。とにかく彼の今までの人生にとって、桐稜こそが全てだったのだ。桐稜を通じての学生生活と成長の体験が教師へ志す道をかきたて、夢を燃やさせた。自分にとって、恋愛経験以上に大切であった学園での生活を思えばこそ、茗子をそこから引き離したくないと考えているのだろう。しかし名村よ、それは自分の価値観を他人に押しつける欺瞞に満ちた行為だ。恋する気持ちの何たるかを知らぬ、頭でっかちな未熟者の考えだ。どうして茗子にとっての桐稜が名村と共にしかあり得ないことをわかってやれぬのか。ここまで彼女を追い詰めたのは、学校を一方的にやめてしまった名村自身であることが、何故わからぬのだろう。茗子にとって、先生が全人生であり、17才の少女の全人格的所在を決定してきたのだ。そういう彼女をこれまで育ててきたのがまさしく、自分であることに一体どうして気付かぬのだろう。全人生をかけた恋に、同じく全人生をもって応えられぬのは不失敬であり、見ていると苛立ちがこみあげる。これが大人なのだろうか。これが責任ある常識人の態度なのだろうか。茗子を対等な大人として認めず、可能性の名の元に未発達な子供として決め付けるのだとしたら、そんな子供と、かつて恋人として付き合った彼は一体何者だったのか? 今更一方的に良識人たらんとしても、もう遅い。茗子は広島のこの地で名村に見放されたら、きっともう生きて行かれないのだから。そうだろう?? 
 好きという気持ちが理屈で制御出来るものだとしたら、人間は多分もっと楽になれるだろう。しかし理性は、生きている人間の心に完全な足枷をはめることが出来ない。わがままであろうと、エゴイズムであろうと、人を好きになることは一切のモラルと常識を突き抜ける。そうであらねば、人が生きる意味を理性の外に求められぬからだ。開かれた心の為に、夢を生きる為に、我々は本能的衝動の部分を精神の一部に携えている。全ては、根源的な欲求を満たした後にゆっくり修繕すれば構わぬのではないか。どうして名村は、茗子の愛に応えぬのだろう。どうして、茗子の未来を自分の手で作ってやろうとせぬのだろう。それは果たして彼が本当に茗子のことを愛しているのかどうか、という疑問にまでつきいたる。妄想によって組み立てられた良き大人としてのプライドをかなぐり捨てねば、名村に正義は無い。今こそ、裸体な動物としての名村を見せて欲しいと、私は心から願う。
 亮子先生も三輪君も新幹線で広島へ向かい、いよいよ恋人争奪戦もクライマックスだ。どうか実りある結果を残してほしい。

47話予告
名村 「どうして戻ってきたんだ、茗子…」
光希 「なっちゃんの言葉は、茗子の望みを全てうち砕いてしまった。なっちゃん、あなたは本当に茗子を嫌いになっちゃったの?」
ママレード・ボーイ
海辺の二人
「君の幸せを思うから…」

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