| だらけ日記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006年1月30日(月)「新新番組調査集計用のExcel準備できた」 |
| 作品名 | 局 | 地アナ | 地デジ | その他 |
|---|---|---|---|---|
| ちびまる子ちゃん | フジ | 4:3 | 16:9 | - |
| サザエさん | フジ | 4:3 | 16:9 | - |
| ONE PIECE | フジ | 4:3 (微妙帯) | 16:9 | - |
| 雪の女王 | NHK | 4:3 | 16:9 | - |
| ブラック・ジャック | 日テレ | 4:3 (微妙帯) | 16:9 | - |
| BLACK CAT | TBS | 4:3 | 4:3 | BS-i放送16:9 |
| Rozen Maiden träumend | TBS | 4:3 | 4:3 | BS-i放送16:9 |
| ドラえもん | テレ朝 | 4:3 (微妙帯) | 16:9 | - |
| クレヨンしんちゃん | テレ朝 | 4:3 (微妙帯) | 16:9 | - |
| 今日からマ王! | NHK | 4:3 | 16:9 (SD画質) | BS2本放送4:3 |
| MAJOR | NHK | 4:3 | 16:9 (SD画質) | - |
| ツバサ・クロニクル | NHK | 4:3 | 16:9 (SD画質) | - |
| 無人惑星サヴァイヴ | NHK | 4:3 | 16:9 (SD画質) | - |
| プラネテス | NHK | 4:3 | 16:9 (SD画質) | BS-hiではHV |
●NHK
NHKはずいぶん前から16:9でアニメを制作させているようです。BS-hiでアニメを放送する時はほぼ16:9で放送するようですが、4:3で制作していた旧作品だと上下トリミングになったりしているそうで。(あずきちゃんとか、コレクター・ユイとか)
最近の作品はたぶん100%16:9で制作されています。制作側は16:9で作りつつも4:3で放送されることを心得ているので、どちらでも見られるように苦労しているようです。雪の女王はあまり考えられてないようですが。
一番古い実は16:9でした情報を聞いたのは「カスミン」でしたが、もっと前だとどうなのだろう。
デジタル教育での放送は、デジタル教育1〜デジタル教育3を使わないと放送できないHD画質ではなく、アニメ放送時はデジタル教育3を他の放送に使っている事が多く、SD画質で放送されています。
またBS2の衛星アニメ劇場での放送は、デジタルもアナログも4:3で放送されます。どうしても16:9で見たい場合はDVDまたは地上波に降りてくるのを待った方がいいでしょう。
教育テレビの「天才ビットくん」内で放送された「魔法少女隊アルス」は16:9で制作されつつも、地上波アナログも地上波デジタルも4:3でした。たぶん番組内番組だったからでしょう。
●TBS
TBSも基本的にアニメは16:9で制作させているようです。毎日放送から仕入れているだけの「BLOOD+」や「交響詩編エウレカセブン」は4:3のようです(DVDを見たわけではないので本当に4:3制作なのかは知らないのですが)
TBS作品の特徴は、デフォルトが16:9である地上波デジタル放送であっても、左右に黒帯を入れた4:3で放送することにあります。地上波としての差別化をしたくないのかも知れません。
また、特筆すべきは、4:3用の画像ソースをただ左右を機械的にトリミングするわけではなく、「4:3で見られる画像をわざわざ作っている」ことがあります。つまり、右端に重要なものがあるときは右側の画像を多めに出したり、どうしても16:9でないとおかしい部分は上下に演出効果と見せかけた帯を入れたり(ローゼンメイデントロイメントのEDの上下の何か描かれた帯っぽいものはBS-i放送では影も形もありません)、サブタイトルに16:9に沿った枠がある場合は画面を縦に潰したりしているようです(ああっ女神さまっのサブタイトルのバラが不自然に潰れているなと思ったことはありませんか?)。
つまりTBSの4:3アニメは、「4:3スペシャル・エディション」になっているということです。だから地デジでも4:3放送にしているのかも知れませんね。
●微妙帯
地上波アナログをHDDレコーダーで録画したあと、タイトルサムネイルを見てみると上下にうっすら黒帯が入っていることに気づく作品があります。アニメではブラック・ジャック、ONE PIECE、ドラえもん(リニューアル版)等がそれに当てはまります。
TV放送には「ここまでなら確実に画面内に映る」といういわゆる「安全域」があります。つまり、我々がTVを見るとき、すべての放送情報を見ているワケではなく、その「安全域」の画像と安全域外の少々の画像のみを見ているということです。
安全域外の画像は流していても、PCで見るなどの特殊な方法をとらない限り見られることはありません。なので、安全域外の部分を黒帯にすることで、もともと16:9で制作されているものの画面に入る部分を増やそうという試みになっています。NHKの大河ドラマも最近は微妙帯ですね。もっとも安全域を超えて帯を出していますが。
フジテレビの微妙帯アニメ作品はONE PIECEしかなさそうなので(他の2作品はそのまま左右トリミング)、作品の質でどちらにするか決めているのでしょうか。
テレ朝のクレヨンしんちゃんも微妙帯ですが、4:3制作の旧作の再放送時もそのフォーマットに合わせてしまうため、地上波で見ると、上下左右に微妙帯がつくという情けない姿になっていたりします…。
●アニメ以外
アニメ以外のことはよく知りませんが、軽くチャンネルを合わせてみた印象だと、最近のスタジオ録りの作品はほとんど16:9HVで制作されているようですね。左右に重要な情報が載ることはないので、地上波アナログではそのまま4:3です。(情報が真ん中に寄るので16:9の地デジで見ると少々マヌケです)
知っているのはこれぐらい。ちなみに左右の画像情報がないということは、25%の情報ロスになるようです。左右が切れても画面いっぱいで見たいか、上下黒くても全画像情報を見たいか…難しい問題ですね。
本当はキャプチャ画像とか貼りまくりながら説明する方がわかりやすいのだけれど、文章ばかりで書き殴って終わる。見つけられないけど、どこかにまとめページぐらいあるんじゃないのかなーとか勝手な言い分。