だらけ日記過去ログ:2009年12月20日(日)「バックアップのバックアップのバックアップぐらいないと安心できなかった録画ライフ」
(ろくに調べもせずに書いているので、前半部はおおむね勝手な想像です) アニメの映像ソフトは、TVで見たものを買う。見たことないものはそう買わないし、買ったとしても開封もせずに積んだままになることも多い。「見たい」わけでもなく「買いたい」で買う、いや、「いつでも見られる状態にしておく」という意味の方が強いかな。「新品を買う」という場合は、それと同時に「お布施」の意味を持っていたりする。自分の好きなタイプの作品が今後も生まれるように、好きなタイプの作品にお金を落としておく。自分がその作品を好きだったことを、お金を通して伝えておく。 そういう信者・コレクター商売だから、アニメの映像ソフトはとても値が張っていて、数千枚売れば制作費が回収できるようになっていることが多い。「お布施です」と言い切ってくれれば、そういう気持ちで払えますが、「正価」ということにしてくるので、「(タダで放送してたもんなのに)高いなぁ」という気持ちが強めに。 まぁそういう商売はそれはそれでいいとして、これだけだと明らかに逃している顧客がいると思う。つまり「見てない」人は映像ソフトになかなか手が出ないってところがさ。 見てない人は本当にお金を一銭も落とさないのだろうか。 本当にその作品をどこでも見たことがなくて、いきなりお金を落とす人…といったらそうはいなさそうですが、なら「録り逃した人」と言い換えたらどうでしょうか。録画して見てる人なら必ず一度は経験してるであろう「録り逃し」。残量不足、タイマー忘れ、予想外の放送時間変更…理由は様々あれど、録画派にとって録り逃しはとても身近で恐怖する事項です。 録り逃しに気づいてその回を補完しようとしても、そう簡単にできなくて、映像ソフトは値段の前に発売が放送の半年後ぐらいだし、次の回の放送は来週に迫っている。「来週までに今週の録り逃した回を補完したい」という気持ちに対して、手段が同じ番組を録ってるであろう友人に頼むとか、そのほか何か違法な手段しか解決策しかないのはとてももったいないと思うワケです。録り逃した自分に対する戒めを含みつつの、金で解決する方法がないのは。 放送日、もしくは放送日の次の日に1話のみ入った500円ぐらいまでの映像ソフトがあったなら…少なくとも自分は買うと思う。好きな作品なら録り逃してなくても買うかも知れない。ただ「放送と同じように見られる」だけでいいから、ジャケットも、レーベルも、副音声も、新作カットもなくていいし、湯気やCMがあっても構わない。その週の内に見られて、次の週が普通に見られる…という状態になれるのがありがたい。まぁ戒めの気持ち的だと、自分は1話500円ぐらいまでしか出せませんが…。 ここ最近はよく「最新話を1週間無料配信」とかあるけど、そここそ金が取れるところじゃないかと思うわけで。あと個人的にPCでアニメを見るのがすごく嫌いなので。それと、そんなに毎度1週間以内に録画を消化できるわけじゃないんだ。 …てか、これってつまりオンデマンド放送ですなぁ。放送後しばらくしか配信してないのは変わってないけど。支払い方法がクレジットカードしかないとかだと、小中高生から金を取るのが難しそうだけども。現状だと放送より制限も多く(録画できないとか)、画質も悪いといった感じっぽいのはちょっといただけないかも。放送レベルは欲しいわ。…まだまだはじまったばかりだけど、かつて妄想したことは実現しつつあるってことかな。 そういうことで結論がVODになるとはわかってて書きました。先日ふいに思いついたことを書くのに、この前フリが必要だったので。 つづく…と思う。