だらけ日記過去ログ:2009年9月6日(日)「差別嫌い」
ホームページを13年もやってて二十歳超えてないとかはさすがに言えないので、年齢は言わないけど、まぁ選挙権はある歳です。 でも18歳を超えたからとか、20歳を超えたからということで、やってもよくなることというのには何か抵抗を感じるし、下の同人誌に関しても、エロいものもゲットしてもいい歳であるにも関わらず、健全本しかない。ゲットしてきたのを隠してるワケじゃなくて、実際に何も手に入れてないし、これまでも全然仕入れてないワケで。 もちろん恥ずかしさもあるのだけれど、そういうことだけではなくて、欲しても(金銭的・機会的ではない条件で)手に入れられない人が存在するのに、それを簡単に手にしてしまうということへの抵抗もあったのかな、と最近(でもないけど)思うわけで。 隠し切れてるかはわからないけど、HP上で年齢も性別も隠していることにしているのはその辺の理由もあったり。子どもの頃に感じていた「大人しかやってはいけないこと」ついでに「子どもだけ優遇されていること」…という年齢(的な)差別(まぁ「差別」というとトゲがありすぎるので「区別」ぐらいにしておく方が無難)。あとは普通に男女差別な。 自分が「差別」と思うのは(あくまで個人的な見解)、“現状じゃどうしようもないことで物事を分けること”ということで、生まれた時点で決定していて、その後の変更はほぼ無理な男女―“今から”男(女)には成れない― ということをはじめとして「“今すぐは”大人になれない」「“今からは”身長は伸びない」「“今さら”前科は消えない」…という現状で変更不可能な事項で、何か損得のある分け方をするのが差別だと思うわけさ。 そして(これも個人的な見解ね)、差別をなくすというのは、その差を無視するんじゃなくて、“その差を認めた上で、そこでは分けない”ということではないかと思うのさ。 だから、「どうしようもある」ことであれば分けるし、分けてもらって構わないと思っている。例えば爪や髪が伸びすぎてる側が損をするのは可(得するときはいきなりは伸ばせないからちょっと不可かも)。努力で何とかなるレベルの差であれば可。成績が足りなくて入れない学校は可だけど、男だから入れない学校とかは不可。まぁ「成績」を「才能」と言い換えると少し悩ましいけど、「才能」は一応分けていい部類に入れているかな。 わかりやすそうな例でいうと、「女性募集」は不可だけど、「女声募集」は可みたいな。 ということで上記定義での「差別」が嫌いなんですよ、信条的に。年齢、性別、…続柄なんかもそうか そういったもので分けたくない。でも役職(としてある場合)や、話の内容では分ける。雑談してるときはタメ口だけど、頼み事をするときは丁寧語とか、尊敬に値する事に対しては敬語とか。だから年齢がどれだけ離れていようとも敬語だったりタメ口だったり…まぁ出世できるタイプではないな。 話を戻そう。「差別が嫌い」っつーのは、その差別の恩恵に与るのもまた、抵抗があるってことなのよね。18歳以上にならないと買えない本やゲーム、20歳以上にならないと飲めない飲み物・吸えないもの、年齢が足りないと入ってはいけない場所、年齢がないと持てないカード(性別を隠していると男女分けの話が書けない…)、とかとか。あまりおいしいと思わないとか、好きこのんで税金を多めに払いたくないとか、そういう理由はよく言っていたけど、そういうことだけではなかったんだなーと、最近やっと気づいた。 男女に関しては女子大とか、トイレの流し音とか、映画館のレディースデイとか、飲食店の大食いレベルの差とか…まぁあんまり言うと性別がバレる。女性や男性固有の特徴ではなく、「傾向」で分けていることにイラッとするのさ。女子大に関しては男子大が(たぶん)もうないのに、女子大だけのうのうとあるってことに。高校は女子校と男子校と両方あるからまぁいい。 結局のところ、“中学生以下限定”の入場者特典を大きいお友だちにも下さい、というのが一番かね…。 念を押しときますが、あくまで個人的な考え方ですので。法的にどうなってるかも知らないし。