アンケート集計作業がないので、以前のようにPC前に張り付きっぱなしなことがあまりなくなったので、昔ほど「新曲分が足りない!」という発作に襲われることは少なくなりましたが、近場のBOOK OFFとかでアニソンCDはそれなりに買ってます。まぁ新品で買うことはあまりないんですけど。
で、例によって、買ったCDは99%、CDから聞くことはなく、PCでMP3に変換してそこから聞くだけになるわけですが、MP3化したあとには、曲名やアーティスト、出展作品などをMP3ファイル内に格納―ID3タグ入れ―の作業があるわけです。
普通のCDであれば、MP3に変換する時にCDDBから曲名・アーティスト名が拾われ、自動的にタグに入力されていきますが、ここで問題になるのは、アニソンCDではよくある「Various Artists」(複数のアーティストが混在している)状態。
そういうCDの場合、入っているデータは パターン | アーティスト名 | 曲名 |
---|
1 | Various Artists | 曲名/アーティスト名 |
---|
2 | Various Artists | 曲名/アーティスト名 |
---|
3 | Various Artists | 曲名/アーティスト名[作品名] |
---|
4 | Various Artists | 曲名_アーティスト名 |
---|
5 | Various Artists | アーティスト名_曲名 |
---|
6 | Various Artists | (アーティスト名)曲名 |
---|
7 | Various Artists | 曲名/アーティスト名/作品名 |
---|
8 | 1曲目のアーティスト名 | 曲名/アーティスト名 |
---|
9 | 作曲者名 | 曲名/アーティスト名 |
---|
といった具合に、CDDBを登録した人のいろいろなパターンで、様々な書式が存在します。ここで言えるのは、どのパターンであったとしても、アーティスト名・曲名としては正しくID3データが入ってはない ということです。
データとしては曲名の方に入れてくれているので、そこからコピペコピペで、曲名・アーティスト名・作品名を分離して登録すればいい話ではあるのですが、まぁ、枚数あると面倒くさいですよね。
ということで、特定の区切り文字でテキストデータを別々のセル分離するExcelシートを簡単に作って長いこと使っていたのですが、あまりに簡単に作ったので、区切り文字は1つしか対応してなくて、違う形式のデータが来るたびに区切り文字を入れたセルを書き換えなきゃいけないのが意外と面倒だったのです。(区切り文字をサーチして、その前の文字列、その後の文字列を呼び出すだけなので、Excel関数を少々知ってる程度でもすぐに作れるものです)
複数の区切り文字に対応&3つ以上のフィールド分離が可能 である方がいいよなー、と思ってちょっと作ってみようとしたら、これが意外と面倒でした。同じ区切り文字が複数回登場して、それぞれ分けつつ、別の区切り文字でも分ける…という処理をExcel関数だけで作るというのが、いまいち考えにくいものだった模様。
for文とかが使えるのであれば、1文字ずつ判定して、区切り文字があれば、そこまでを配列に格納・分離して、それを繰り返す…みたいなシンプルな動きになりそうですが、Excel関数ではfor文とかのループ構造は作れないんで、セル単位でちまちまと計算させる方法しか思い浮かびませんでした。
とりあえずセル単位に区切ることはできるので、かっこ悪いExcelブックですが、他にVarious Artistsに困ってる人もいるかも知れないんで、公開しときます。 分離したあとはSuperTagEditerとかを使って貼り付ける感じ?
●「新曲分が足りない!」については過去の買い物話をどうぞ 買い物行きたいなぁ。
|