更新しようと思っていたのに1週間近く放置することになってしまいました…。決してマリオカートをやりまくっていたからだけではなく…。
もうログに流れちゃってますが、別口解析はそれなりに増えていたり。遅れつつ「エネルギー吸収と発散さんの別口解析」も発見。難しい話はよく分かりませんけど、最初の時のアンケートで出てきた意見で考えたときのポイント制のものと近いかな。
最初に終了番組調査を考えたときは見た数=持ち点 としてそれを振り分ける形でのランキングを考えていました(「振り分ける」とはいっても出されたパーセンテージを使う感じだと思いますが)。多くを見た人の評価の方が重みがあるという解釈が入っていますが、さすがに多量見が有利すぎることと、少数見の人のテンションが下がってしまうことを懸念してその調査方法はやめていたんですね。多量見の人が、「ひとつ殿堂入り、他全部駄作」とかされちゃうとランキングがメタメタになってしまうし。
たとえば…と思ったら、詳しいことはここに書いてた。まぁ現行の評価点を評価数比率に変えればいまの調査のデータでもだいたいのところは作れるんですけどね。
とにかく興味深い解析なのでぜひ。
といったところで、新新番組調査仕様についてつづき。 昨日メッセージ送った者です。 イメージ的には見ない→見ない=0話見切り できれば見る→見ない=まぁ見切り、みたいに序盤の期待度と継続度の変化がはっきりしてわかりやすくなると思ったからです。 光希桃さんの案だとすごい期待していてなんとなく継続も見切るつもりだったけどなんとなく継続になった場合も同じになってしまう様に思うのですが メッセージを放置しまくっていたのがよく分かっちゃいますが、これを読んでやっとこ「調査を2つに分ける」としたい意図がわかりました。
これまで、新番組の最初の方をちょっと見て今後をどう考えるかを「期待度」と考えていたので(過去の日記にそう書いてあります)、ちょっと混乱していたんですな。
つまり、「期待度」=前情報を入れた時点でのその番組に対する期待 で、「継続度」=番組を見たところでのその番組に対する期待というかテンション ということだったんですな。理解しましたよ。
番組開始前の印象と、番組開始後の印象を分けることによって、何ができるのか考えてみる。
番組開始前の印象(期待度)のみでは、まず情報がどれだけ知れ渡っていて、どれぐらい好印象だったかの「番組PR度」は出るよね。これが低いともともと見てもらえない可能性が上がる。
そして番組開始後の印象(継続度)では、見てみた上でのその番組の現状での評価が出る。
この2つの調査を合わせると、厳密に言えば個々のデータの流れを追う必要があるけど、おおまかにこれらの調査値の山の流れを見ることによって、期待通りだった→山の変化なし 期待はずれだった→山が下方へシフト 期待を上回る出来だった→山が上方へシフト というものが出せる、と。
で、ご意見としては、上がってきた山と下がってきた山が同じ場所だったとして、それを同じとして扱っていいのか? ということにもなるし、この2つの山をごっちゃにして扱っているのはどうなのか? ということでもあるのかな。
ここまでで「分けたい」とする意見の流れはわかっていただけましたでしょうか。
では、これを踏まえて新番組調査について考えてみましょう。現在までに上がっている「調査を分けない」調査方法は、つまるところ「その番組に対する最終評価は何ですか?」というところになっているかと。つまり、どんだけ期待して見始めてもあんまりおもしろくなさそうと思った「なんとなく継続」も、最初から特に期待もしていなく「なんとなく継続」も現状ではやっぱり「なんとなく継続」なんだからいいじゃないか、という話になりますね。
調査時期が新番開始前ではなく、新番開始後しばらくしてなのでその時点で「新番開始前はどういったテンションでしたか?」なんて事は今さら記憶の彼方になっている可能性も否定できません。事前期待度調査…は「事前」だからこそ意味のあるデータであって、既に始まっている番組に対して行うものとしてはもはや意味のないデータになっているのではないかと思います。
そして「期待してたのにおもしろくなかった番組」や「期待してなかったけど見たらおもしろかった番組」のデータは、番組宣伝方法や初期の話の作り方といった制作スタッフ視点には興味のあるデータかも知れませんが、我々一般視聴者にとっては、現時点でおもしろければおもしろいし、現時点でつまらなければつまらないので、そのデータをその後に活かせるかということには疑問を覚えますね。
「期待していたけどつまらなかった番組」は雑なデータなら「見切り数」に出てくるところですし、そこまで調査を細かくしてややこしくしてまで出す意味のあるデータなのかはやっぱり疑問です。そういう調査はむしろオフィシャルでやってほしい気分。期待度調査って「この作品をどうして見ようと思いましたか?」「DVDが発売されたら買いますか?」「どういうグッズがほしいですか?」とかそういうアンケートに近いんじゃないかと思うんですけど。
そんな感じ。
「全部の情報を点数化してまとめて評価するのは強引ではないか」という話もいくらか聞こえているような気もするのでその辺の話も少し。
「それぞれのデータは採る意味がある」と仮定すると、その調査結果は基本的に「全データを使った集計」である必要があると考えます。使わないデータがあったり、違うまとめとして使われるだけであったら、一気にそのデータを採った意味が薄らいでしまいます。
だから、少なくとも1つは、全データをまとめた集計をする必要があるのではないかという考えなのですね。で、その集計を出したあとは、データを取捨選択しつついろんな解析を自分のとこや他のところでやるという流れを作っていく方向が正しいのかなー、という考えです。別口解析自体は先日の日記の通りいろいろ考えています。
シンプルかつ有意義な調査方法にたどり着けるといいけど…。
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