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制作会社ランキング&歴代ランキングに使ったExcelデータ(1.97MB:ZIP圧縮・開くとき重いです)をとりあえず公開(05/12/12 公開終了)。重すぎてサーバーを圧迫しているので数日で消すしますので、いる方はお早めに。使い方の解説とかはしませんのでExcelがある程度分かる方限定でひとつ。
プロダクション一覧と、各作品に対応するプロダクション名を変更すれば、監督ランキングやシリーズ構成ランキングなども作れますので、お時間のある方はどうぞ。
そいでは、どこまでも続きそうな新新番組調査についてのつづきを。
まぁ、話しやすい方…というか話の展開がうまいこと行きそうな方から。
>「いちおし-無視黙殺」などあり得ないはずのパターンで回答されてしまったときのエラーチェック あえてチェックしなくても良いのでは? そういったミスは回答者の責任ということで。 そこまで面倒を見てあげるとなると集計する側が大変ですし。 それに、何か深遠な理由があって有り得ない評価になっているのかもしれないのですから、それを一つ一つ確認するのは事実上無理でしょう。
>期待度調査の項目だと「知らない」で認知度は出せない気がしますよ。 >たいてい「見てない」番組はおもしろそうかどうかもわからないのですから。 おもしろそうかどうかもわからないのであれば、それは認知度がなかったということで良いのではないでしょうか? 認知度調査を別に行わない限り正確な認知度は出てこないのですから、参考程度の簡易的な認知度としては、それで十分ではないかと思います。
チェックしないのは簡単ですが、それだと結局「データとして意味のないもの」を採ってしまうことになり、そういうあり得ないデータを含む時点で、他のデータまで価値がなくなってしまうかもしれないという非常に危険なものだと考えられます。
調査方法としても、マウスがちょっと滑ったりするだけであり得てしまうことでもありますし。
「認知度」の方はそもそも「認知度」の考え方にギャップがあるようで。
「おもしろそうかもつまらなそうかもわからないけど番組名と番組内容はある程度知っている」ということはよくあります。言い換えると「見て見なきゃわからないけど別に見てみない」そういった状況。
自分としては「認知度」として拾い上げたいのは「超ぽじてぃぶ!ファイターズ」のような、「本当に番組名すら知らなかった」ような作品と考えています。
というか新項目である「知らない」は「視聴不可なのか視聴可なのかわからない」とよく耳にするご意見に対応していると考える方がわかりやすいかも。現状では「視聴なし」と「不可」にたぶん分かれてしまっているので。
詳細は後回しにするとして、ひとまず設問案(改訂版)を書き出してみます。
========== Q1:今期の新番組について、視聴態度を選択して下さい。 ・ 継続 ・ 見てない(見切り・見ず切り) ・ 視聴不可 ・ 知らない ・ 表明不可(録り溜め等)
Q2-1:「継続」の番組について、その印象を1点から5点で評価してください。(基準点は2点で、プラスマイナスを付してください) ・ 5点 ・ 4点 ・ 3点 ・ 2点(デフォルトでマーク) ・ 1点
Q2-2:「見てない」の番組について、見ない理由を選択してください。 ・ チェックして少々興味はあったけど、毎回見るほどでもないと思った。 ・ チェックして、これは面白くないと思った。 ・ 情報を得て少々興味はあったけど、結局見なかった。 ・ 情報を得た時点で、自分の守備範囲外だと思った。 ・ 放送が始まった時点で、番組の存在を知らなかった。
Q2-3:「視聴不可」の番組について、その考えを選択して下さい。 ・ 見られるなら見たい。または、少し遅れて始まる予定なので待っているところ。 ・ 一応チェックしてみるが、見るかどうかは作品次第。 ・ どっちにしても見ない。 ==========
まあ、要は「一言でニュアンスが伝わりにくいなら、文章にしてみれば?」ということなんですが。 文章表現さえしっかりできれば、誤認回答や境界不明瞭はなくなるはずです。 文章で選択した部分も、メール本文にはABCDE…とか適当に文字列を入れれば、Excel処理は可能かと。
≫Q2-1
継続してる人ならそれぞれ思いがあるだろう……ということで、終了番組と同じく5段階OKにしてみました。(2点=普通) してみただけなので、別に3段階でも2段階でも良いと思います。
≫Q2-2・3
ここも段階化や回答項目はもちろん一例です。 むしろ、文章にすることで、一度実施して反省点を検証し、次回調査時に意図通りに反映できるのが狙いなので。
メールでいただきましたが、内容的に公開してもよさそうな感じだったので。
Q1が1ページ目でQ2が2ページ目といった感じですかね。文章にするとわかりやすい…ですが、番組数が1ならこれで答えやすいですけど、実際に調査するのは数十番組になるので、どうやって選ばせていいのかすごく難しいような気がします。
結局のところ一覧の説明文を載せつつ、それにイメージの近い短い言葉を項目名にするようにしなければいけないような…。終了番組調査の2ページ目のように。
もちろん継続を点数分けするとしても、各点数のそれなりの意味を示す言葉が必要になるとは思います。
期待度と継続度で2項目にしてそれぞれ4段階で 見れない 見ない できれば見る(含録り溜) 絶対見るにしてはどうでしょう? 見れないを集計対象から外せば項目の変動でだいたいカバーできると思うのですが えーと、よくわから…。どういうデータが採れるのかしら…。
んで最後に、つるさんのコメント。これもまたそもそも論ですが…。
こちらとしては、 1.新番組継続率調査がいまいちおもしろいデータになっていない 2.Excel幅がそろそろ限界 というところから来ているので、現状継続は基本的にあり得ません。そのままならむしろやめます。
ということで、つまるところ「何か変えるけどどうします?」が今回の議論の発端。何か、変わります。
Excel幅が限界に近いのは「継続」と「見てない」なので、まずここを分けることからはじまり、そこに「0話見切り」論を混ぜるところからスタートしていますので、いろんなシチュエーションが出てきちゃうのはある程度仕方のないことかも知れません。
というか、いろんなシチュエーションを考える度に、現状の「継続」「視聴なし」「見切り」「不可」の方がよほど混乱を招いてたのではないかという疑惑すら生まれています。上でも書いてますけど、「不可」と「視聴なし」の曖昧さとか。
なので、項目数をいい感じに増やせば、現状よりわかりやすくなるのではないかという考え方もできるのではないかと。状況説明のコメントがいらなくなる分、よりネタに走ったコメントが出てくるようになるかも知れませんし。
「仕方なく継続」…えーと「義務視聴」と、「他に見るものがないから継続」は、意図は違うにせよ、テンションで考えたら+1点で吸っていい誤差だと思いますし、実際点数制にするなら、それぞれの具体的なテンションや状況をどこかにしっかり書いておくことになるだろうし。現状ではまだいろいろ草案なので、誤解も生まれやすいですが、調査時にはきちんと誤解が生まれにくいような仕組みにしておき…たいですね。
最近ちょっと点数論が増えてきてますが、点数はあくまで集計の一例ですので。それぞれの数をどう評価するかは集計者のセンスによるところかと思いますよ。新番組に対する各種状況とテンションを集めることによって、さまざまな切り口の解析ができないかというのが基本的なもくろみです。
で、もうちょっと下の方の話題。つまりは、
●集計者がほしいデータを採るために回答者から集計する ●回答者が答えたいデータを答え、集計者がそれを集計する
の違いという話になるのかな。解析前提ならある程度は集計者寄りになるのは致し方ないところですかね。「答えやすいように」作る努力はするものですが、それはあくまで解析に足るデータと回答しやすい項目との妥協点なんだと思うのよね。
ふつう「こういう風に取ったデータをどう集計・解析しよう?」ではなく、「こういう集計・解析をするにはどうやってデータを採ろう?」なので、現状が集計者視点なのはもう少し我慢してください…。
だんだん眠気でぼーっとしてきたのでそろそろ終わる。
解析例としては、以前上げた点数による「見なくなった人も含めた期待度」。継続のみのデータで点数集計をした「見てる人のテンション」…たぶん「書く率」に近いデータが採れると思う。見切りを含めた見た人の中の絶賛評価割合「ハマる確率」。あと前から言ってる全体数から知らないを抜いた「認知度」。もちろん全体数から知らない・不可を抜いた値とと継続数の割合で「継続率」。情報入れての見ず切り&見切り割合で「今求められていない作品群」。継続&見切りの「初期チェック率」。などなど。あと、それぞれの比率だけでもそれなりにおもしろそうですね。
終番みたく別口解析が飛び交ってくれると楽しいですね(捕らぬ狸)。
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