新規晒し、評価晒してたサイトを追加してみました。平均偏差を元にした2つめの評価法なので、以前のExcelテンプレを使って出した点数のみ公開しているサイト様は追加できませんのであしからず。 順位 | サイト | 評価数 当て/外し | 評価平均 当て/外し | MAX 当て/外し | 平均点 |
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1 | 週刊ワナビー | 3 / 0 | +0.33 / ---- | +0.57 / ---- | +0.336 | 2 | へびのあし | 6 / 1 | +0.32 / -0.12 | +0.58 / -0.12 | +0.260 | 3 | 光希桃AS | 16 / 10 | +0.37 / -0.34 | +0.78 / -1.01 | +0.099 | 4 | アニ観日記 | 3 / 2 | +0.49 / -0.51 | +0.58 / -0.75 | +0.090 | 5 | 鳴茂部屋 | 7 / 6 | +0.39 / -0.31 | +0.48 / -0.67 | +0.066 | 6 | ETHER STRIKE! | 7 / 7 | +0.51 / -0.39 | +0.77 / -0.71 | +0.063 | 7 | えむいち。 | 5 / 2 | +0.25 / -0.98 | +0.45 / -1.12 | -0.104 | 8 | ぐる式 | 2 / 1 | +0.37 / -1.12 | +0.45 / -1.12 | -0.128 |
サンプル数(評価数)が少ないことによる誤差の大きさがちょっと問題かな。
というわけで数回にわたり2005年冬改変期の終了番組評価調査について触れてきたわけですが、それにはちょっと思うところがあります。
過去自分で集計・結果発表をする際、心がけていたことのひとつに「なるべく全てのデータを公開すること」というのがあります。終了番組調査を例にとると、最低限の公開でいいのなら、ランキングだけでも十分にネタになりうるのですが、そこに評価数、評価の内訳、見切りデータまで、ほぼすべてのデータが載った状態での公開をしていくようにしていました。
そうすることによって、
1.調査の透明性が上がる 2.詳細データがあることで、こちらのつけたコメントに多少固定観念があってもなんとかなる
などメリットがあるワケですが、一番の狙いは、
3.他の人でも解析をすることができるようになる
というものでした。第5回調査から入れた終了番組の「見切り」の評価項目が顕著な例で、自分の解析内で数値として使ったのは「サイト別きびしさランキング」のみで、終了評価の計算値にはまったく影響させていません。この「見切り」という評価項目、「サイト別きびしさランキング」を作るためだけに入れたと思いますか?
そう、そんなためではなく、「『見切り』も評価のひとつである」と思う人のために、そのデータも開示したいという気持ちからなのですヨ。自分が終了番組評価ランキングを出そうとするだけなら、そんなデータはまったく必要としていません。
つまり、ほぼすべてのデータを公開することにより、
この集計表は、多量見アニメ感想サイト「光希桃AnimeStation」管理人の光希桃が、自分の思うように集計したランキングの一例でしかない
ということが言いたいわけです。「見切り」や「評価数」を無視したランキングというのは、「途中で脱落した人の評価など評価として受け付けられない」「多くの人が見たもの=良作なんか認めない」という、「多量見」の「偏った」意見で作られたランキングなのです。
でも、データはほぼすべて公開してあるから、他の考えに基づいたデータの評価法に変換することも可能なワケで、他の考えがあるのなら、他の考えがある方が自分で別視点での解析を行えばいい。データから導き出される答えはひとつではないのだから。
そう思って、データはなるべく出していく方向でやっていたわけです。
ですが、結果発表後にいろんなサイトに上がってくるコメント等に、そういった別口解析ネタはほとんどなく、その「一例でしかない」ランキングに沿ったコメント…というか「感想」ばかりで、「さすがは『感想系サイト』やな…」とつい漏らしてしまったりするのです。
最初は「他人の集めたデータを二次利用するのは忍びない」とか思っているのかと思いましたが、ランキング自体に一喜一憂しているコメントの方が多く、基本鵜呑みで、次点で(あんまり見てない人は特に)結果にさほど興味がないといった印象。
自分としては時間的にも自分の思う基本的な集計しか出せないけど、他の人によるこのデータを使ってのいろいろな解析を見てみたい…と思っているのに、その願いはなかなか叶わない。
そんなことを思いつつ、第5回までの感想率調査を自分で行っていたわけです。
んで今回、自分でない方に調査・発表をしていただけたことにより、「過去自分が他の人にやってみて欲しかった別口解析企画に自分で挑んでみよう」というのが18日の「殿堂率」から続けてみたネタということです。
加嶋さんの発表データは過去に自分が出していたものと基本同じで、意見的な違いはないため、メインではやらないような解析してみるだけという結果になりましたが。それでもそれなりに興味深いものが出せたりするワケです。
要は、「皆さん、データでもっと遊ぼうや」っちゅーことてすわな。
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