第39話 | BACK / 一覧 / NEXT |
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● ストーリー |
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(大杉駅さん)
ほわいとさんによる<<第39話ステータスレポート>>
● 感想 |
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■ママレ補完計画2より
CHOさん 2004/05/16 (日) 17:28
銀太と六反田が亜梨実を取り合って殴りあう・・・ママレってだいたい1人の男、女を二人以上の異性がとりあいますよね〜そこがいい!!やっぱママレのキャラは一人一人魅力がありますよね!!!しかも今回の銀太と六反田の殴り合い、そして最後にはお互いに認め合う。とても感動しました。(亜梨実も泣いてたし)あーゆう友情っていいですよね!!憧れます(^_^)
遊って落ち込む光希をからかって楽しんでますよね〜まあ光希も単純過ぎるとは思うのですが。
光希は光希で本当にお人好しですよね〜杏樹さんには遊を貸すし〜
(私にも貸して欲しいですよ(^_^))
蛍クンに言われてリザード行くしもうちょっとしっかりしてほしいですね。まあ杏樹さんの件はしかたがないですけど・・・断わりにくいですよアレは・・・。
杏樹さんはついに遊に好きって言っちゃいましたね。遊にジャンクジャングルでただの幼馴染み
って言われた事をかなり気にしてましたからね〜まあ言いたくなっちゃう気持ちも分かりますが・・・普通は彼女がいる人にその人の次でいいから好きでいさせてなんてあんまし言わないですよね?病気だからしかたないかもしれないですけど・・長くなりましたが波瀾の39話の感想でした。
ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 20:43
初めて六反田がカッコよく見えました笑!!!ゆうもあんじゅとは思い出があるし・・・みきと銀太をみてるようです!!!
■ママレ補完計画より
MR2さん
杏樹が言った事を茗子に話すが、茗子は「本当に好きだったら、二番目でもいいなんてそんな事いえないと思う」
・・・茗子のなっちゃんに対する想いがこのセリフに現れている。
亮子先生は茗子に冷たく当たられ、教師としての自分と恋する一人の女性だという二つの感情に揺れる。
銀太と亜梨実が正式に付き合いだしたのに嫉妬した六反田が銀太とケンカ!
しかしケンカの最後には、従兄弟ではなく男同士の友情が芽生える☆
銀太編 完!
杏樹は自分の手術成功の確率の低さに死を意識しているのか、光希に最後のお願いをする。
「遊を一日だけ貸して!」
杏樹の思い詰めた訴えに光希はOKをだす。(セリフは言っていないが)
最後かもしれないと言う気持ちを胸に、遊と最後のデートをする。
遊と杏樹、二人の思い出の場所を回り、そして杏樹は自分の気持ちを遊に告白。
光希は蛍クンに呼び出され、ジャズ喫茶 LIZARDに・・・。
影から蛍クンの父が、そっと彼を見守る。
ほわいとさん
大杉駅さん
さくらひ
ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内) |
39 亜梨実と銀太が互いの気持ちを確認しあってくっついてしまったことは、たいへんめでたいことではあるが、それで黙っているはずがない六反田。榊学園の校門前で亜梨実が出てくるのを待っていた銀太を見つけ、果敢に食いついてゆく。ふられ男のからみ癖と言うと何だか非常に情けない気がするが、気持ちは十分わかる。小学生の時から亜梨実一筋だった彼が、別の女にふられてすぐ乗り換えた男に彼女をとられ、やりきれない苛立ちを覚えているのはもっともな話だろう。亜梨実も亜梨実で、ふられてすぐ別の男に乗り換えるなんて所詮その程度の女だったのだ、ほんと俺は馬鹿だった……というのも全く異論なし。報われない恋に入れ込んだ六反田がそれこそ大馬鹿だった訳で、そうやって悪びれて見せるのも亜梨実を好きな気持ちの裏返しなのだ。でも、こうあからさまに言われちゃ、銀太も黙っていられるはずが無いわな。愛する亜梨実の悪口を言われ、激昂した彼はついに六反田と決着をつけに裏山へ。男同士の話はやはり拳で語るのが正道なのだろうか。 「レッツ、ダチ公」(古い)流に行くと、「タイマンはったらダチじゃぁ〜!」というところだろう。とにかくこぶしをあわせれば、互いの動物としての力関係はハッキリするのである。クロスカウンターで倒れた二人は力の均等を悟り、交戦することの無意味さを知って、今度はお互いの顔を笑いとばし合う。力関係が互角ならば、どちらがエモノを手にしても恨みっこ無しだ。肩を組んで「俺は亜梨実が好きだー!」と叫びあう男子逹がとても微笑ましい。六反田は、それが銀太だったから譲ったのだ。彼はようやく銀太という存在の力を素直に認める気になったということだ。こういうパワーバランスというのは女の亜梨実には本質的にわからないかもしれないが、一歩引いて涙を流しながら二人の男性を見つめるシチュエーションは、古風な少年マンガを見ているようで、いい。なんだかあったかいものがこみあげてくる。泣け、六反田、思い切り! 一方、杏樹と遊の件は未だくすぶりっぱなし。難しい心臓手術の決断が迫っている焦りからか、杏樹の攻撃がしきりに大胆になってゆく。なまじっかいい子であるだけに、光希から見た自分の行動の図々しさに嫌悪感を抱いたりするが、そういう苦しみを背負ってでも遊に告白したいことが彼女の内にはあった。「好き」という気持ちを伝えないまま、このままただの幼馴染みという関係に甘んじている気になれなかった。遊と光希の関係を頭では認めているつもりでも、なお、心のどこかで何かを期待している自分を抑えられない。だから彼女の口をついて、二番目でいい、光希さんの次でいい、という言葉が飛び出すのだろう。これは、矛盾する彼女の気持ちギリギリの選択であった。もう一歩踏み出してしまえばお互いの人間関係が破綻してしまう寸手のところで、杏樹は自分なりの位置を見出だしている。二番目でいいということは、三番目じゃ嫌だってことだ。光希さんの次ならば納得するが、他の誰かの次だったら黙っていられない、という主張が言葉の裏に決然と込められていると感じた。だから、杏樹は真の意味で手強いライバルなのだ。 しかし茗子にはそういう特殊な事情におかれた女の、押さえる気持ちというものがピンとこなかったらしい。これは二人の人間性に由来しているものと思うが、茗子はそれ程強い女ではないし、こと恋に関しては盲目なタイプだ。本当に好きなら、二番目でいいなんて言えるはずがない。懐かしさが好きという気持ちに取り違えられているんじゃないか、という意見を残しているが、これは彼女にしては珍しく認識が甘いのである。光希はそれで納得したかもしれないが、紛れもなく杏樹は本気だ。私は何故茗子と杏樹を合わせないのか少しく疑問を抱いたが、二人はひょっとしたら内面的にかみ合う部分が無いような気がしてきた。茗子は外見が大人に見えて恋する内面はとても子供だし、杏樹は可愛い優しい女に見えて、その実強い意志とバランス感覚を備えた大人だ。これでは勝負は付かないだろうし、恋に対する生き方も根本的に違うものと思って間違いないだろう。そして我らが光希ちゃんは、果たしてどちらのタイプにより近いのだろうか? というのも、これから考えてみなくちゃいけないテーマだろうね。 |
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