第29話 | BACK / 一覧 / NEXT |
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● ストーリー |
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(大杉駅さん)
ほわいとさんによる<<第29話ステータスレポート>>
● 感想 |
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■ママレ補完計画2より
堕天使さん 2003/06/10 (火) 09:06
見ましたおもしろかったです
これはマンガで言えば光希と蛍が初めてあってブレスレットをなくした次の所ですね
紗香さん 2003/08/05 (火) 19:32
蛍ムカツク…
なんでメダイユ光希に返さないのー
CHOさん 2004/04/02 (金) 13:35
なぜ蛍クンはメダイユ光希に返さないの?まさかこの時からもう光希のこと好きだったんですかね?その辺謎です。
まりりんさん 2004/04/25 (日) 12:17
あーあなくしちゃったね!私だって、せっかく遊と、両思いになったのにさっまっ蛍くんの気持ちもわかるな!だって、好きなのは誰にも止められないだからねっでも、ちょっと、悲しかったな!(−−)
ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 20:16
好きだからって隠すのは嫌だな・・・ゆうだったら絶対そんなことしないのに・・・
み〜さん 2006/03/31 (金) 09:58
どうして、メダイユがみつからないの?みきがかわいそう
あむさん 2006/04/18 (火) 21:10
めだいゆなくしたんだーーがんばってさがしてーーーーーー
■ママレ補完計画より
ほわいとさん
大杉駅さん
さくらひ
ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内) |
29 ママレードには珍しく、なんだかこれといった事件もポイントも無くてダラダラッと終わってしまう話なので、毎度毎度衝撃的シチュエーションに慣らされている身としては、少々物足りない感じが残る。心の中がエアポケット状態。それは忍び寄る不安への反省なのだろうか。何かとんでもないことが起こる、嵐の前の静けさなのだろうか。主人公達はあいも変わらず来るべき二人っきりの九州旅行に向けて準備中で大の仲良し状態のようだが、何故だろう、この幸せの絶頂域にあって光希は不安感を拭い切れない。いや、それどころか幸せと思えば思うほど、それをいつか失うかもしれない不安感におびえている。恋を知った時から彼女は、背負わなくてもいい心配を負って悩みの渦中にのみ込まれている。まるで苦しむ為に二人は結ばれたかのようだ。現時点で遊はそんなことほとんど気にしてないんだけど。 問題の発端は松浦遊君の、TVCM出演の件。これはどうも裏で、共演の佐久間すずが糸を引いているらしいんだが、そういうことはとりあえずどうだってよろし。とにかく遊君はCM撮影の為にバイトも休んでスタジオへ出掛けて行き、夜遅くまで帰って来ない。いきおい、光希と過ごす時間は減っていくわけで、会えない時が重なるにつれ、次第に精神的なすれ違いをきたしつつあるのが興味深い。主にその不具合の原因を作り出しているのが光希であるところも含めて、これしきのハプニングで変な雰囲気になるなんてのは恋人同士として失格だ。この辺り、お子様光希がちゃんと信じて待っていられるかどうかというのがキーポイントなのだが、どうやら彼女、待たされるのは凄く駄目なようである。愛をおあづけ食えば食うほど、いらぬ不安を抱き余計な想像を巡らして自分一人で怒ったり泣いたり拗ねたりし始める。この極端な反応の仕方を見ていると、彼女精神的にどこか欠陥があるのではないかとさえ思えるのだが、この年頃の少女ってみんなこれ程繊細でもろいものだろうか? 少なくとも光希の屈託のない元気さは、こうしたウジウジ湿っぽい女の悪いところから無縁なものと思っていたんだが、メンタルな面を見る限り彼女は子供そのもの。常に誰かに見守られ、愛してるよと言ってもらわなければ窒息してしまうような、恋に恋する乙女のレベルにすぎないようだ。無論この辺の、光希が不安がってる兆候には遊君も気付いているようで、サービスに公園へ連れて行ったりロボットにメッセージを残したりして、楽しいことだけに目を向けさせようと努力しているのだが、一度心配を始めると光希の場合不安もノンストップ状態。まるで自分がたった一人取り残された哀れな存在のような気がしてきて、暗く暗くおちこんだり、かと思うと周りをハラハラさせるほど異常な明るさでふっとんだり。う〜ん、間違いなく精神的危機だ。そしてそんな彼女の側にいつも居てやれない遊君も致命的だ。折しも交換したメダイユを失くしてしまったことが光希の心の底でしこりとなって良心を攻め立てているのだが、そんな苦労を背負い込むくらいならメダイユ交換なんかしなけりゃいいのに、という感じだ。心を縛る道具だとしたら、そんなもの本当の恋人同士の間には不必要なものではないか? 下手にこういう弱みを持っているから、変な男に付け入る隙を与えてしまうのだ。(玩具は売れないと困るけどね) あと記しておかなければならないのは、三輪君が茗子ちゃんに小説を書くよう勧めたこと。身の回りのいろんなことを文字にしてまとめたらスッキリするよという助言は、今の茗子にピッタリ。やはり茗子の心が一番見えているのは三輪君だと思うんだがなぁ。茗子も、拒否姿勢は崩していないもののだんだん三輪の干渉を受け入れている様子が変化として読み取れる。この二人は、これはこれで仲の良いスタイルだと言えるのかもしれないな。お嬢様にはこのくらいくだけた男の人が似合うのだ。 |
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