だらけ日記過去ログ:2003年7月20日(日)「アニメ多すぎ」
と言われ続けて何年も経ちましたが、いまだアニメバブルは崩壊せず、現在でも増え続けています。 アニメの選り好みを極力避け、とにかく見るスタイルで視聴を続けてきましたが、見てるアニメだけで週60本を越えてしまった現状はさすがに「きつい」のひとことでは片づけられない状態です。朝から晩までアニメを見る予定がびっちり詰まっている上、ノルマがあるので週末の休みとは言え、心も体も休まってるとは言い難いですな。 何か おかしいです。 そりゃ私の視聴スタイルと生活パターンはおかしいでしょうけど、それ以前にアニメがこんなにあるのがおかしいですよ。需要と供給のバランスが取れているとは到底思えないですし。 アニメファンの数は有限だし、その財布に入ってるお金も有限なんだから、こんだけアニメがあってほとんど全部儲けが出てるってのがおかしいでしょうに。 1話作るのに1000万円〜2000万円ほど掛かるとはいっても、そんな金なら3話収録5000円のDVD6000枚〜12000枚ですよ。全国のアニメイト64店だけで売れるとしても1店舗あたり94枚〜188枚売れれば届く数です。そもそも1万2000枚なんて、人口の0.01%ですよ。10000人に1人、買ってくれる人がいれば儲けになっちゃうなんておかしくないんですか? 近年では世界市場もあるわけですし。 つまり、近年の拡がったアニメ市場を考えると、アニメ制作費は安すぎなのでわないかと。作りさえすれば儲けの大小はあれ、必ず儲かるようなビジネスはどうかしてるでしょうに。少々めざとい会社が儲けるならまだしも、同じ層をターゲットにしたオタクビジネスが週60も80もあって、全部儲かるなんてさ。 アニメの制作費は1作品失敗したら、多大な借金を抱えて倒産するしかないぐらい高くてもいいと思う。 アニメーターだってきっつい仕事の上、技術職なんだから、普通より賃金高くて然りだと思う。そもそも枚数換算とか固定給とかも変でないのかしら。作ってるアニメが当たったらそれなりに還元されるもんじゃないのか!? つまるところー、アニメーターの皆さんには賃上げ交渉をしていただきたいと。労働組合作るなり〜、ストライキしてみるなり〜、何でもやって下さいな。子どもたちの夢を作ってるとか、放送に穴を空けられないとか、そんなことはどーでもいいので、自分たちを安売りしないでくださいな。 学校まで行って入った業界のビンボー自慢はかっこ悪いですよ。 制作費を倍ぐらいまで上げて、アニメの本数半分ぐらいにしてください…。今の値段ならその内自分のための自分だけのマイアニメを作ってもらいたくなっちゃうかも知れないですから。マイホームやマイカーより夢を感じます。 まぁ業界のことも経済のこともほとんど知らないので、特に意味のある文じゃないんですが…。要はアニメ多すぎで見切れないから減らしてくれと言いたいのです。やってりゃ見るけどやってなきゃ見られないので。