というわけでサイト別のレア指数ランキングは以下の表のようになるわけですが、この表だと、やっぱり再放送や、地方遅延アニメを見ているとレア指数が上がってしまう罠。とりあえず皆様にお送りしたデータなので、きっちり載せますけど、「現状のデータ」としてはあってるかもしれないけど「サイトがレアモノを見る傾向か」を知る指針にはなり得ていない感じ。
ということなので、表1とは別に再放送や、一部地域で放送がないアニメ、努力だけじゃ見ることが出来ないアニメを抜いた、サイトの傾向としてのレア指数表を表2の方に載せてみました。おかげで長すぎる日記に…。つかTABALEコンボで重すぎますよ…。
というわけで、以下の再放送&放送遅れ&関西未放映作品をデータから外して再集計したのが表2になります。
Witch Hunter ROBIN /.hack//SIGN /モンタナジョーンズ /十二国記 /学園戦記ムリョウ /最終兵器彼女 /空想科学世界ガリバーボーイ /だいすき!ぶぶチャチャ /私のあしながおじさん /アタックNo.1 /ヒートガイジェイ /灰羽連盟 /ガンパレード・マーチ〜新たなる行軍歌〜 /THEビッグオー(2カ国版) /花田少年史 /美少女戦士セーラームーンSS /天使な小生意気 /フルメタル・パニック! /フィギュア17 つばさ&ヒカル /ハングリーハート−WILD STRIKER−(フジ) /ガドガード /TEXHONOLYZE /DEAR BOYS /LAST EXILE /満月をさがして
なんだか自分的にも納得できる並びになりました。まぁこれで問題ないとは言えないと思いますが。実際本放送もの(ガドガードなど)に関しては、見られれば見る人も多いわけで、関東勢だけで作品のレアポイントを出して、それも考慮に入れるべきかとも思いましたが、今回の集計データでは各サイトの管理者様の居住地域までのデータは取っていなかったので、省くしかありませんでした。
再放送に関しても、集計に加えていた場合、レア度が極端に上がってしまうんですけど、「数ある本放送よりその再放送を見る」という選択肢はそれはそれでレアなんじゃないかと思ったりするわけです。まぁ確かに感覚よりも「上がりすぎ」とは思いますけどね。
そして、もうひとつ気になるのが、「多量見するとレア指数が上がってしまう」ところですね。感想率ランキング1位〜10位(10作品)を見ているサイトより、1位〜3位(3作品)の方がレア指数が下がります。感覚的にこの2サイトは同位であってもいいような気もしますね。まぁこれを考慮しようと思ったら、レアポイントの上昇関数を出して、微分計算しなければならなくなるので無理なんですが。
ということで、表1から表2に変わったときにガタッとランキングを下げたサイト様は、よく再放送を見るタイプということで。
といったところで、表2の解析っぽいことでも。表1だとやっぱり説明は難しそうですからね。
1位の琵琶湖ソルジャーの誇大妄想ページさんは、おじゃる丸と忍たま乱太郎を4%とはいえリストに加えていただいたのがすごい影響しています。両方をリストに入れたのは琵琶ソル氏とみでぃ氏だけでしたからね。他にも上位5作品をスルーしたりと、なかなかのレア指向は見えているわけですが、ご本人様はあんまり感想を書く気がないようで、更新はほとんどされないかも知れず。
2位はみでぃずふぁーむさん。みでぃさんには感想取り扱い確率2/3〜1/50(!)で構成された59作品のリストを頂きました。ネタさえあればしまじろうやアンパンマンまで言及するという姿勢がしっかりランキングに反映されていますね。
3位はNO/ONさん。NO/ONの三和土さんにいただいたリストは「獣兵衛忍風帖龍宝玉篇」「カレイドスター」「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」(「ヒートガイジェイ」)の4作品。…納得です。つか通常環境では視聴困難作品が主になっているのがレア指数を上げたところですねぇ。
4位はぼそけち通信さん。どうやら感想率調査直前に、アニメの感想を書くのを控えることにしたようでして、今は「アソボット戦記五九」の感想(サブタイトル)しか書かないそうです。まぁアニメは見ていないわけではないそうなので、多くを見てそれで感想は1作品のみというのはそれはそれでありなんではないかということに。
そして5位はレア指数大本命だった帝国大劇場別館さん。その管理人つるさんからいただいたリストは見事で、リストを感想率順位で並べると、一番最初に来るのが「12位 マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」という、21作品も感想対象にしているというのに、上位11作品をスルーです。コロコロやりぼんなどの少年誌・少女誌系に特化した作りは見事と言うしかないです。
んで6位はうち「光希桃AnimeStation」。多量見がモロ影響してますな。まんべんなく見るだけでもレア指数は上がります。つか下位作品でも感想を書く確率をつけないで、常に感想を書くことに(基本的に)しているのはうちぐらいみたいで。まる子と釣りバカの感想が毎週出るのは光希桃AnimeStationだけ!(さみしい…
以下略。傾向と対策としては、
1位〜10位(レア指数 6.x〜30.x)が、本当にレア指向、もしくは多量見サイト、またはレア作品をピンポイント視聴のパターン。
11位〜30位(レア指数 3.x〜5.x)が、少なからず少年or少女系が好きなタイプのサイトかな。いわゆる「子ども向けアニメ」が今でも捨てられない感じ。
31位〜43位(レア指数 2.x)だと、上位作品だけはちょっと満足できないで、みんなが見るっぽいアニメ以外もちょっとチェックしてみるタイプかな。「このラインナップで何でこの作品の感想が入ってくるんだ!?」みたいなやつがたまに出てくるような。
44位〜76位(レア指数 1.x)になると、アニメ誌のグラビア部分に載っているような作品群から選んで視聴しているような感じかしらね。キャプ系の比率がやたらと高いのも印象的ですね。…つか38位の「No Anime No Life」さんまでのレア指数上位37サイトには、キャプ系が全くありませんな。(「No Anime No Life」さんのレア指数が高くなっているのは「獣兵衛忍風帖龍宝玉篇」と「奇鋼仙女ロウラン」の影響によるところが大です。それを除けば上位16作品をきっちりカバーする超堅実なラインナップです。)
話題作を逃さない能力に長けているとも言えますね。そして取り扱い作品を上位13作品内で収めた一光堂さんが逆順1位となり、76サイト中、感想系人気作をより少ない取り扱い数で一番逃さないサイトということになりました。いい選択眼ということでしょうか。
話題作の感想を読むなら下位10サイトぐらい見ればだいたい片づきそうですね。他のサイトと同じ作品群を扱っていて、どう自分のオリジナリティを出していくかがポイントになっていそうな層とも言えますね。みんなが見ている作品を扱っている分、それがうまくいったときの破壊力は絶大というわけですなぁ。
といったところで解析終わり。昨日の感想率データほど一般性はないけど、感想サイト巡りをする身としては、なかなか興味深いデータが取れました。つまるところ多量見で多くの作品を取り扱っているより、ピンポイントでみんなが見ている作品を取り扱う方が、レア指数が示すように、より多くの人にアピールできるものになるということなんではないかと思えたりするね。
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