だらけ日記過去ログ:2002年5月24日(金)「有菜柱」
ウィルスメールが日に5通ぐらい来ます。皆様大丈夫ですか。うちはたぶん大丈夫だと思うんですが。ノートンさん頑張ってるし。アップデートはちゃんとした方がいいよ、ホント。 そーいや来月中旬には満月をさがしての原作第1巻が発売ですけど、買うかどうか微妙に悩んでいます。いや、買うのは確定だけど、読むかどうか微妙です。内容自体は本誌読んでるから知ってるので、読む読まないはあんまり関係ないんですけど、有菜っちの単行本は柱がやばすぎなのでそっちを読んでしまうといろいろ大変です。 実際、各話に対する思い入れとか、描くときに悩んだこととか、ファンレターへの反応とか、制作光景とか書いてあるのは面白いんですけど、いや、むしろそれ読むために単行本買うようなもんですけど、一般的に見て書きすぎなんです。作品世界は描いてしまったら読者のもので、作者が解説するのはあんまりよろしくないと思うんですけど、解説、というか言い訳が書いてある風情。読んでるこっちが「もっと自信を持って!」とか言いたくなるほどに。 あとねー、クリエイター的に「アニメ好き」(正確にはアニソン好きですが)とか公言してしまうのはどうかと思うわけですよ。漫画とアニメは別とはいえ、近いフィールドであることは確かなんだから、そのへんはライバルであるべきなんだと思うわけで。ただでさえ作風がアニメみたいなんだから、自分がパロディ作家、パッチワーク職人とか思われないためにもあまり公言すべきではなかったんではないかと思ったりするわけで。 てな感じに端から見てる分には面白くていいんですけど、いろいろと心配なお人です。今度の柱にも本作を描こうと思ったきっかけとか、自分とキャラのシンクロの話とか、アニメ化の話がどうなっていたのかとか、その時の反応とか、その辺の話が詳しく書いてあるんじゃないかと思うわけですよ。賛否両論出るような柱がさ。 柱なんてそんな根性入れなくていいんよ、もともとRMC以外のコミックスじゃあまり見かけない部分だし、適当に見たテレビの話とか、買い物の話とかがメインで、作品についての話なんて微量にあればいいと思うよ。あんまり無いのも寂しいけどね。まぁ本人も書いてるように漫画描くことしかないような生き方してるらしいので、ネタがないのも見えますけどね。 そんなこんなで作品の印象すら変えかねないパワーを秘めた柱を書いてくるお方なので、アニメファンの光希桃としてはその辺を放送中に読んでしまうのは危険と判断するわけです。買いたい衝動は止められないと思うけど、読みたい衝動だけは止められる…かな……。 有菜っちコミックスを買うのが初めてという方はちょっと覚悟した方がいいかもです。 とは言っても最近作の時空探偵KYOKOはコミックス買ってないので、イオン〜神風怪盗ジャンヌのコミックスを読んだ限りの印象ですので、時空探偵KYOKOのコミックスの柱を書くうちに何か変わっている可能性も否定できません……ん………ありえそうもないな…。(※)決して種村有菜批判しているわけではないです。むしろ逆です。誤解無きよう。