あにめ感想にっき
ひとこと
この日はダラダラしてた。この日もだけど。たまってるビデオのことを考えればあんまりダラダラしてちゃいけないんだけどねェ。まぁ、その辺も正月休みって事で…ダメ?
内容がないので絵のことでも書こうかね。ここのところはずっと鍵打さんの絵ばっかり描いていたので、CG館の方もママレforeverの方もまったく更新されておりません。描きためているわけでもなく全く描いてないから困りものです。恒例の年賀状更新も今年は描いてないしー。あまりの更新のなさにgeocityの方は潰されるんじゃないかと不安になってしまってみたり。アクセスも日に10無いしね。
まぁそんなことを書きたいわけじゃなくて、鍵打さんCGを描きまくっていたことによりいくつか新しいお絵かき技をGETしたわけですよ、そのことについてちょっと。
- その1 逆版ペン入れ
何度か書いているとおり、鍵打さんで私がやっていたのは主に「色塗り」です。その色塗りに至るまでにどんな作業があるかといえば、「原画描き」そして「ペン入れ」ですね。私が依頼を受ける前に出来ていたのは「原画描き」まででした(しかもデジタルデータ)。色塗りするにはペン入れしないといけませんが、私はペン入れをパソコン上でしたことはないですし、タブレットもあんまり使わないので出来ません。印刷して紙を重ねて描く方法が一番普通かと思いますが、重ね紙はずれるし、トレス台がないとよく見えないと言う欠点があります。
そこで新技、逆版ペン入れが考案されました。まず、原画を鏡面反転して印刷します、それを裏にして、後ろからペン入れします。すると…正しい向きになった画像がペン入れされることになりますね。2枚重ねと違ってずれることもないし、真裏なので透けにくいことも解消される一石二鳥な裏技でした。……これを発見することにより、ペン入れも自分の仕事になっちゃったんですけどね…。まぁ他人の原画にペン入れするのは楽しいからいいけど。
- その2 背景合成
いつのまにか背景も描くことになった光希桃氏。知っての通り光希桃氏はD-Pixed使いですので、フルカラーなデジタルCG背景は苦手さんです。そこでアナログな水彩画で描くことになりました。光希桃氏はデジタル絵と水彩画の合成にいい思い出はありません。色はちゃんと取れないし、色修正は難しいし、重くなるし、最終的にD-Pixedファイルじゃなくなって扱いにくいし…、と嫌いまくっていました。しかし「描いてきたら取り込みも、修正もやる」と相方が言うので描くことにしました。まぁ描くまでは普通ですから。
そんなこんなで最初に駅の背景を描きました。思いの外取り込みはきれいでした、光希桃の知らないうちにいつの間にかスキャナやフォトレタッチソフトは進化していたようです。取り込みながら、相方が言いました「あれ?分割しなかったの?」と。そういやアナログな1枚絵じゃなくて、最終的に1枚絵になればいいから描きにくい所や重なっているところは分割してもいいのか、と光希桃氏気づきました。
そんなわけで次から分割です。色も後で変える方がいい色になりがちなので、グラデーションだけきちんと描いて塗る色自体は適当です。
最後に描いた学校なんかはベース、階段、手すり、柱の4枚構成になってました。でもちゃんと合成できるのがデジタルの素晴らしいところですなぁ、と感動。
これからは水彩背景もいいかなーとか心変わりする光希桃でありました。D-Pixedで背景描くのも結構好きなんですけどね。パレット作って、グラデ掛けて、汚れ描いて、ぼかし入れて…微妙にノウハウも確立してきたというのに。
- その3 色トレス
これは新しいお絵かき技というより、新しいD-Pixedがいつの間にか対応してて、描いてる途中でその新機能に気づいたという代物…。(^^;
色トレスというのは、原画の状態に影指定線を別の色で入れておくというものです。いままでD-Pixedには、というか、普通のお絵かきソフトにはそんな機能は付いていませんでした。一部のアニメーション作成ツールにはついていたような気もしますが…。
今までだと、色トレス線の効果を得ようと思った場合、別の色認知はしてくれないので、黒線を主線にかぶらないように長いところだけ入れておいたり、主線のみ画像と、影指定線を入れた2種類の原画を用意するとかが、何とか使用に耐える色トレス線効果の出し方でした。いろいろゴチャゴチャするのであんまりやってませんでしたが。
以前のD-Pixedの場合、別紙に影指定線を入れたものを用意し、見ながらその線をマウスやタブレットで描いていくというのが主流だったと思います[ここ参考(壁紙CGの作り方)]、私もやってました。
でもいつのまにかついていた色トレス認知機能さんにより、画像に別の色で線を入れておくと、別の色として認知し、それを黒、白、その色で3値化してくれるという幸せなものになりました。(実際は3値化どころではなく8値化ぐらいしてくれます:色数指定化) とりあえず使ったことない機能なので私はまだ3値化までしかやってないです。
でもこの機能めちゃくちゃ便利です。いままでの描き方だと、取り込み→線補正→色置き→色線描き→影塗りつぶし の作業がメイン行程で、一番時間かかるのが「色線描き」、つまりマウスでギャリギャリ色トレス線を引くという作業だったのに、これが全部なくなっちゃいました。細かくなくていい適当な絵だと、取り込んで、3値化したら色置いて、色トレス線自体に色塗って、終了、正味1時間もかかりません。という楽ちんすぎるCG描きになります。実際この機能使い出してからは「こんな簡単でいいんか?」と思いながら描くという…。むしろ簡単すぎて取り込んだ後は外注にでも出したいよ…(ぉ
まったくD-Pixed様はすばらし。ことアニメ塗りに関して。みんなも使おー
そんな感じで微妙にお絵かきレベルが上がりました。…微妙やなぁ。フルカラー描けよー、というか描かなくていいからフルカラーツールの使い方覚えろよー。
今日のアニメ(水曜日)
- ▽初夢!大好きアニメ祭
見たやつのような、見てないやつのような…。
- 映画・ドラゴンボールZ「危険なふたり!超戦士はねむれない」
- 映画・ドラゴンボールZ「地球まるごと超決戦」
- 映画・ゲゲゲの鬼太郎「妖怪大戦争」
今日のビデオ見
- なし
記号の説明
◎:見て感想あり
×:見たけど感想なし
▽:今日は都合により見られなかったのでビデオ送り
◆:まだ放映前か、まだアップロードしていないもの。とりあえずリストにしておくと便利なので。
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