第27話 | BACK / 一覧 / NEXT |
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● ストーリー |
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(大杉駅さん)
ほわいとさんによる<<第27話ステータスレポート>>
● 感想 |
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■ママレ補完計画2より
ゆきさん 2003/02/10 (月) 22:41
光希は心配しないでいいと思うよ。
もっと自信をもってもいいよね。
2人は仲良しでいいなぁ。
うらやましいよ。
絶対に別れちゃだめ。だめ。
光希かわいーよー!
がんさん 2003/04/17 (木) 19:09
光希には不安が多いですね。
もっと、これからの日々に
期待を持ってほしいです。
ガンバレ光希!!!
CHOさん 2004/04/02 (金) 13:23
光希もー少し自信を持って!!遊はいままで沢山の女の子から告白されたけどみんな断って(亜梨実は二回目を)光希を選んだんだよ!!もっと自分に自信を持つべきだよ。
まりりんさん 2004/04/25 (日) 12:20
はっきり、うらやましいです。遊がいるのにー今ごろいないよ!そんな男なんか!だから、みき
は幸せものだよ!うらやましいな
ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 20:12
確かに・・・両思いになったら次は不安になりますよね・・・でもみき!!ゆうはみき一筋だぞ!!!
■ママレ補完計画より
ほわいとさん
大杉駅さん
さくらひ
ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内) |
27 前回に続いて亜梨実が断然、輝いている。何か特別の思い入れがあるのだろうか。画面は執拗に亜梨実の姿を追っている。我々はこれまで、恋に苦しみながら果敢にアタックを繰り返す亜梨実の姿しか見てこなかった。熱烈な愛の為には手段を選ばぬ、ちょっと油断のならない女の子として、亜梨実のイメージは売られてきた。だがキモ試しの夜を境に、亜梨実が揺れ動くナイーブな心を持ったごく普通の女の子であることがおだやかに描かれはじめ、そして次第に彼女の本当の姿へと視点が移されていきつつある。だんだんと亜梨実の弱さ、はかなさが暴露されていって、純愛の涙が見えた時にはもう同情を禁じ得ぬ一番の輝ける女の子になっているのは、見事なまでの演出効果というか、スーパーマインドコントロールである。そして銀太の視点となり、この回でも亜梨実の寂しい心や、それをふっきろうと100メートルを駆け抜けるさわやかな姿態が拡大描写される。銀太の主観ショットというフィルタリングを通してであるがゆえに、その光景は亜梨実だけを中心に見据えた愛情あふれる、優しい柔らかさを漂わせている。彼の目には今、亜梨実が限りなく無邪気でいい女に見えているのだ。光希の言葉を待つまでもなく、今の銀太は相当にいかれてしまっている。見とれるほどに彼の視点は亜梨実に集中している。ふと油断してると、どういうわけか左手が彼女の寂しげな肩に回って、そのまま優しく引き寄せそうになる……うん、間違いない。一体俺は何をしようとしているんだ……?? と自問しながらも、彼の手は勝手に亜梨実の肉体に接近し、そして確かに触れている。亜梨実はこれに、確かに反応して顔を上げている。間合い悪く六反田が乱入して、大声で銀太の行動を糾弾したりしなければ、間違いなく二人はいい雰囲気になったと思うが……まだ、その時には遠いということなのか。確かに、亜梨実が残す遊への想いは、伝わる限り尋常なものではない。これを乗り越えるには、色々なことを忘れるためのプライベートな時間がまだまだたくさん必要だ。そういうことなんだろう。 亜梨実の良さっていうのは、あの六反田の口からも語られる。自分は嫌われているわけではない。ただ、自分に変な期待を持たせないよう冷たくしてるんだってトコで、小学生の時から延々続く意外な恋の追っかけっこの遍歴が打ち明けられる。亜梨実の今までの冷たい態度、あれが本当に彼女らしい思いやりのポーズなのだとしたら、六反田のことを実はちゃんと考えてくれていることになる。こうなってくると益々、亜梨実の愛情深いキャラクター性はポイントアップするわけだ。もはやママレードキャラ最大の「いい女」になってしまっているのは間違いあるまい。「何でそんなに可愛いんだ、亜梨実ぃ〜!!」という六反田の絶叫が、実に信憑性を帯びて我々の耳に伝わる。本当に、悔しいくらいいい女だ。こんな娘を、遊なんかのものにさせるのはやっぱり勿体ないわな、とさえ思えてきた。 以上、まぁすっかり世の中亜梨実モードだが、整理しておくと、要するに銀太は光希のことをふっ切って(というよりもスッパリ割り切ってあきらめることで行き場の無い恋の悩みから解放され)新しい気持ちへと移りつつある。そして亜梨実は今でも悲しくて仕方がない自分と戦いながら、少しでも体を動かすことで失恋の痛手を癒し、回復を試みている。二人の犠牲を払って結ばれた光希と遊は、自分達だけグニャグニャにとろけまくって二人の世界に行っちまっている。シャボン玉アワー(古い)な背景でキスして、幸せいっぱい状態、あまり幸せ過ぎて怖いわ……などとぬかす始末に至っては、だれかこいつらを止めてくれ! 若しくはとっととご期待どおり地獄に叩き落としてくれるわぁ〜! という怒りの返答に尽きる。ほんでもって茗子は今でも未練タラタラに、先のことはどうだっていいからとにかく名村と離れたくなかった自分のことを、淡々と語っている。おっしゃるように恋は一生続くものではないにしても、とにかく今の気持ちが真実なのだとしたら、ママレードはまさしくこの瞬間瞬間が佳境だってことだ。 |
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