第9話 | BACK / 一覧 / NEXT |
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● ストーリー |
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修学旅行から何日かたった。
光希たちの心の中は複雑である。
光希は銀太と亜梨実のことが、銀太は亜梨実と芝居をすることが、茗子はなっちゃんと桃井先生の関係とだ。
その日の午後はテニスコートの整備ということでクラブは休み、偶然会った遊に半ば無理矢理バイトにつれてこられた。
無理矢理つれてこられた割には乗る気でバイトをしている光希に遊はあきれ顔。
そこへ銀太と亜梨実が登場。もちろん銀太が光希と遊が話しているのを怪しく思いついてきたのだが、亜梨実とデート中ということにする。
そのころ桃井先生はなっちゃんと町へ買い物に、茗子は三輪につきまとわれて困っていた。
光希のバイト先の古着屋は危ない雰囲気が漂う。
そこへ外からやってきたのが六反田。まさに最悪の展開である。
散々の言い合いの末、遊も入れて服の売り上げ対決となった。
スタートとともに銀太、六反田は張り切って接客を始めるが遊はマイペース。ファンの相手をしながら順調に客をさばいていく。
銀太も言葉遣いはまずまずだがそれなりにうまく接客もこなしている。六反田はここは八百屋かと思わせるほどの客寄せでがんばっており、こちらもなかなかだ。
光希と亜梨実はレジ打ちの手伝いとこちらもがんばっている。
外に多くのギャラリーができた頃、ちょうどなっちゃんと桃井先生がやってきた。
木島は少しばかり暇になったのでなっちゃんと桃井先生の相手をしている。
そこへ次は茗子がやってきた。
茗子は道路越しになっちゃんと桃井先生の姿を見ると足早に来た道を引き返し始めた。
そんなことがあってかれこれ数時間。タイムリミットの日没となり集計の結果、惜しくも六反田が最下位となってしまった。
これにより短かった髪がまた短くなってしまった。
そんなこんなを話しながら家に帰り着いた光希と遊は玄関でトランクに出会う。
身勝手な両親Sたちはこれからハワイ旅行に行こうとするのだが・・・。
光希と遊が2人きりで何日か過ごすのはまた別の話である。
(大杉駅さん)
ほわいとさんによる<<第9話ステータスレポート>> 亜梨実 ・・・ 六反田にやたら冷たい
光希 ・・・ すこし元気を取り戻してきた
茗子 ・・・ 名村先生と桃井先生の関係に動揺
悟史 ・・・ 茗子にアタック中
遊 ・・・ バイト先でも人気上昇中
銀太 ・・・ 不明
六反田 ・・・ あいかわらず、ふびん
両親s ・・・ 遊びまくり中
● 感想 |
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■ママレ補完計画2より
HALさん 2001/05/24 (木) 23:24
をを!?あまり計画が進んでいない。積極的にさんかしよう。これから、うん。
Zero改めHALです。それでは、感想
アルバイト対決・・・これはほのぼのというか一時休戦というか「恋のライバル」って感じではなく「昔ながらのダチ」みたいな感じでしたね。個人的には最強の挑戦者(3人目)がきにいってました。遊や銀太・女性陣・マスター。皆さんいい感じでした。
秋月世理香さん 2001/05/29 (火) 00:18
すんません、やっと補完初書き込み
今回の名場面は、何と言っても顔を見合わせ
微笑み合う光希と亜梨美です。二人が初めて通じ合った瞬間。
素直に可愛いです。
この辺の話し、毎回努が出て、妙に男同士の対決ばっかりですね。
ともちんさん 2001/11/06 (火) 13:01
第9話感想です。
ママレワールドな「対決」の回ですね。
今回はアルバイトで。ですか〜。
単に、ジャンクジャングルの店長が得をしただけのようですが。
しかし、一店員に「ゆう〜」「ゆ〜う」と黄色い声が飛ぶとは、遊の美少年度がいかほどなのか怖いほど知らされますね。
光希も心配でしょうに。
ファンがそんなにもいながら、「うちの箱入り娘に」発言は光希x遊カップルを期待しながら見ている視聴者にはにやりとする場面だったのでは。
そしてなぜか偶然でありながら必然的に亜梨実、銀太とこれまたドタバタ回には欠かせない六反田の登場ですね。
サブタイトルのように恋の勝負に売上がどう影響したのかは・・・。
単に六反田の髪の長さに影響しただけのようですが。
そして、気になるのが茗子ですね。
三輪のアタックには全く動じないのに、名村先生と桃井先生には動揺してしまう。
本当に、こんなかわいいというか美しい女生徒を夢中にさせてしまう名村先生とは一体・・・。三輪さんでも十分いいような気もするが。
光希の恋愛問題もさる事ながら、茗子の事が心配ですね。
CHOさん 2004/03/20 (土) 16:31
この話は結構おもしろくて好きですね〜みんなで和気藹々してて光希と亜梨実も仲良くレジやっててとても好きな話です。あそこに茗子もいたら最高なのですがなっちゃんと亮子先生見て帰ってしまって残念です。結局いつものパターンんで六反田が負けますが坊主の方が似合ってますよ六反田は。木島さんは遊をやっとて正解ですよね〜女性客にかなり人気あるし店儲かってるんじゃないでしょうか。あと光希をバイトに誘った時の遊の反応ときたらおもしろっかたですね〜
でも光希がジャンクジャングルで働くのもおもしろいかもしれないですね。
夕貴さん 2004/05/14 (金) 22:17
この話はテンポもよくてすごく好きです^−^
銀太がゴミ箱持ちながら、亜梨実との偽装関係に悩みつつこれで遊から光希を奪えるかどうか不安になってムシャクシャしてる所がなんか可愛いです、純情少年って感じですよね。銀太って。
で、たまたま遊と光希の会話を聴いて思わず盗み聞きするような所も何だか彼らしいなーと思ってます。
(あたし個人で思うことですが、この後遊は光希の手を握り、店へと行く訳なのですがここの手繋ぎよりも光希の「バイト」発言に疑問を持ってる銀太が少し鈍いのではなかろうかと・・・と。やっぱ純情ですねー)
最初は乗り気じゃなかったのに、バイトを始めると俄然やる気な光希ちゃんが可愛い・・!
バイトに積極的な光希ちゃん見て、店長である木島さんの目が光る・・!(実際は光ってないです;)
やっぱお店には遊のファン達がいっぱいっていうのがアリました(笑)。
それでショックを感じてる光希が何だか普通に恋してる女の子っていうのがこの頃から少しずつ分かりはじめていますよねー^−^
この後、木島さんが光希を正式にバイトに誘うのですが、ここで遊の反対するシーンが、この二人が好きなあたしにとって今回一番ダイスキな場面です!
「光希に変な虫がついたら困る」っていうのが、何かいつもの遊とは少し違って無邪気なのが可愛いですよねv
光希がここでバイトを始めるっていうのは、遊にとって、これから増々光希と一緒にいられる時間が増える一方で、光希スキーなライバルが増えるという遊には非常に危険なことなんでしょうね。残念・・!
その後、やっぱり銀太と亜梨実がデートと偽り登場。
光希ちゃん、モヤモヤする気持ちがまた発生。
そんな感じではありながら、バイトをしている時、ここでもお約束の六反田君のご登場。
これからは、ホント楽しいコメディなお話でした^−^v
前半で少し遊v光希な場面を見れて、後半でおもしろオカシイ話を見れて。
アルバイト勝負は誰もが予想していたであろう六反田の負けー。
あれ以上髪の毛をもっと短くすると言い張った彼。
・・・さぞかしマルコメ(お猿)頭に・・!!
最後もほのぼのと明るいシメで、見ている側のあたしとしては結構満足いきましたv
それに作画監督が佐藤さんっていうのも魅力ですよねv
最後の最後では、両親'sのハワイ旅行により明日から遊と光希の二人っきり・・というのでしたけど、その時普通に驚いていた遊君がこの後どんな考えを持っていたのか個人的に気になります(笑)。
ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 19:18
木島さんウケますよね笑 高校の青春!って感じですよね!!
ココさん 2006/02/25 (土) 19:55
この話は見ててとっても楽しかった話です。
それにしても銀太、小さい頃にザリガニとりに行って、川に流されて、ザリガニと一緒にアミですくわれたっていうエピソード、マジウケました。(^∀^)
遊の「うちの箱入り光希に変な虫が付いたらどーするんだよ」は光希の事が好きなんだなぁ。と実感できました。
さぁ次回はいよいよ・・・。私がいっちばん楽しみにしてる話です。
早く月曜日にならないかなぁ。
■ママレ補完計画より
ほわいとさん
遊がバイトしているジャンクジャングルの中での「遊ー」「遊ー」「ゆーう」には、参った。
落ち込んでいる光希ちゃんも、バイトして気がうまく紛れてきた所に亜梨実、銀太の
やきもち作戦が強烈に効いていますね。
本当にタイミングいいんだから。しかし、六反田もタイミングよく登場。
彼がいる限り亜梨実の作成はうまくいかないでしょう。
六反田もいいところあるんだけど、ちょっと問題のあるところもありますね。
やっぱ、銀太の悪口をいうのは、印象悪いよ。
遊、銀太、六反田の勝負は、やっぱりというか、当然と言う結果でしたが、
瀕差というところまで健闘してたのをみると、やっぱ努力しだいでは、六反田もいけるのだと思います。
遊、銀太、六反田のアルバイト勝負の結果には、
光希のバックアップ --> 遊 +2
亜梨実のバックアップ --> 銀太 +1
六反田のバックアップ なし
が効いたのだと思います。
茗子ちゃんは、ちょっと恐くなってるな。
さとしがしつこいのが直接の原因でしょうが、
遊に例の現場を見られてから
神経質になってるのが隠しきれてないです。
今回のみどころは、遊がバイトしているJunk Jangleに来ている
遊のファンの女の子。よりどり、みどり。
もう、これからも登場して欲しいよ。
銀太は中3の時にスポーツ刈りしてたので、遊に坊主してホシかった。
大杉駅さん
さて、9話の感想。
しかし、ママレの世界は狭い。9話でも立証されていますね。
たまたま歩いてたら名村先生と桃井先生に出会う(見ただけですけど)っていうのが狭いところを物語ってますね。
ところで、遊が坊主になったら?
家に帰るときに、
光希:「遊!何で負けたのよ!」
て怒ってそうですね。
別に好きじゃなければ怒らなければいいのですが・・、
遊:「別に、負けたっていいじゃん。」
光希:「坊主だよ、坊主になっちゃうんだよ。」
遊:「別におまえが心配することないじゃん。」
光希:「だって、遊のことが・・私だって心配してもいいでしょ。」
で光希が泣き出す。ってあたりですかね?(まだいくつかストーリーはありますけど)
そんじゃ、この辺で
きりたんさん
さくらひ
ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内) |
9 これですよ、これこれ。ママレードとは、こうした恋愛関係の混線を意識的にスリ抜ける楽しさがあればこそ、その真価が発揮されるというもの。深刻顔は決して似合わないのが大いなる救いなのだ。それもこれも六反田というパワフルで突出したキャラクターが介入するから、という点にあまりみんな思い至っていないことだろう。当人そのものははっきり言ってどーでもいいような単純お馬鹿男だが、彼が画面に登場すると恋愛にまつわる個々人間の緊張が消し飛ぶ構造になっている。こういう餌付けの仕方というのは、実は大切なのだ。深刻ぶって話しが進みそうになったら、ポンと渦中に放り込んでやれば勝手にドタバタを引き起こしてストレスを抜いてくれる存在というのは、シナリオライターにとっても好都合な手駒に違いない。彼を笑い飛ばすことで画面が明るくなるならば、どんどん笑われてしかるべきキャラクターなのだと思う。どんなに笑い者にされても最後に適当なフォローを入れてさえおけば、こういうシンプルなキャラはすぐに有頂天になって喜び勇んで退場してくれるのだから、お話をまとめ上げるのにも好都合、使わない手はあるまい。 古着屋のジャンクジャングルでアルバイトに励む遊と光希。ふと気付くのだが、遊君は光希に接するときだけ少年にかえる。どうしてなのか、少年らしい少年時代を過ごしてこなかった反動のようなものがにじみ出ている気配がする。それも光希の前でだけ、かたくなに自分を出すことを拒んでいた防壁が崩れるのだ。これは現時点では本当に不思議と言うしかない。「うちの箱入り娘に悪い虫がついたら困る」という台詞は、そのまんま、「光希は俺のもんだ」と言っているようなものだからだ。そんなこと、学校で茗子やクラスメートの前で彼の口から絶対に聞ける気がしない。あるいは木島店長との相性の問題もあるかもしれないが、明らかにこのアルバイトの現場で、彼は好きな女の子を前にして「少年」を取り戻している印象がある。 追って亜梨実と銀太がお店に入ってくる。これは言うまでもなく光希の存在を意識した亜梨実の作戦だ。功を奏して光希ちゃんは、二人が本当にデートしているものと信じ込み動揺するが、このクロストライアングルのただ中へ大慌てで駆け込んで来る前述の場外乱闘野郎、六反田の参入が見事に亜梨実の計算を吹きとばし、彼女の受難の元となる。このパターンはつどつど繰り返されるとはいえ、熱烈なラブコールにいちいち反応する亜梨実の表情の豊かさに、心がときめく。テニスの試合の時のアカンベーもしかり、修学旅行の時のエレベーターでの「ビーッ!」も良かった。しかし、今回の「ばっかみたい!!」と投げ捨てるように言う台詞は、久川さんの演技のうまさとあいまって更にゾクゾクッときてしまった。亜梨実も、実のところ六反田を前にした時だけ、小学生に戻るのだ。それは、小学生の時からしつこく繰り返して来たもはや儀礼的とでも言うべき否定ポーズだから……と私は踏んでいる。考えすぎかもしれないが亜梨実も意外に、六反田のある部分に自分本来を取り戻せる何かを感じているのかもしれない。でも今更六反田のことを好きになれるはずがないから、どことなく性格の似た銀太に魅かれていってるのではないか。顔も性格も六反田よりは、いいことだし。(人間どうしのことだから、生理的に受け付けないって部分もあるよね。) とにかく色々外野がうるさいのだが、この話しのトピックはそれこそもう一つある。冒頭で開始された、三輪さんの茗子ちゃんアタックだ。我々は既に茗子が名村先生とできていることを知っているから、多分それが徒労に終わることを確信してやまないが、ある意味、悲しくも寂しい恋にくれる茗子の青春に一輪の華があってもいいようにさえ思えてくる。三輪と茗子の組み合わせが決して合っているとは言えないが、彼女にとって少しは肩の力を抜ける時間があってもいいのではないか。今更蒸し返すようだが、修学旅行での、ロマンチックな函館の夜景。決して人前では大好きな人と寄り添うことの許されない茗子の悲しい愛が、並んで楽しげに学生時代の思い出をふりかえる名村と亮子の背を見つめていた。二人が仲のいいお似合いのカップルに見えれば見えるほど、茗子の心はさみしさに沈む。この表情の曇りに気付く遊だが、彼にはどうすることもできない。そして深夜、ベッドをはい出ての逢引で見せる、昼間とはうって変わった笑顔がたまらない。自分の全てを投げ出すかのような、相手の事を信じ切った訴えかけるような瞳。心震える乙女心がキラキラと純真にまたたいている。あの、すま した雰囲気の似合う少女がこんな無邪気な笑顔ができるなんて、信じられるだろうか。大人びた茗子がこんなに可愛い素直な女の子に……。私は名村の罪を思う。教師という立場上、自校の生徒とのあからさまな恋愛はご法度とはいえ、こんないたいけな娘を飼い殺し状態にしたまま正式に付き合ってあげることのできない男の罪。愛すればこそ、そんな処遇にあえて甘んじる17才の茗子の罪。罪にいだかれたこの笑顔の少女は、いったいかわいそう過ぎるのだ。決して表面に出そうとしないだけに、その禁断の愛の辛さが痺れるように伝わって来るから、私はなんとかして彼女に人並みの青春を捧げてあげることを、是としたいと思う。それが誰かにとって残酷な結末を迎えるしかないとしても、なのだ。 |
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