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2つのキス
「遊に恋人がいた!?」

でもまあかわいいと思えば思えなくもない...かも...
DATA
放送日(KEY局)1994.03.27
視聴率(関東)13.1 %
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アイキャッチ(A)光希-遊-銀太
アイキャッチ(B)悟史-光希-遊
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オープニング笑顔に会いたい(ver.1)
エンディング素敵な小夜曲
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収録巻(ビデオ)vol.1
収録巻(DVD)DVD-BOX Part.1- DISC 1
収録巻(LD)Marmalade-BOX 1- 1B
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補完1放送日1997.04.17
補完2放送日2001.02.12

[スタッフ][ストーリー][感想][瀬川さん評][次回予告]

STAFF
脚本影山由美
美術井出智子
作画監督佐藤道雄
演出山田 徹
原画生田目康裕
武藤 稔
藤枝哲哉
小島 彰
横尾美樹
窪  敏
動画アナ・リー・アルデグア
ベルナデッテ・アルメラネス
ダニロ・オーストリア
マヌエル・バルドビノ
背景塩崎広光
佐藤美幸
ジャン・リーバス
ナルシソ・タグロス
 
仕上ピーコック
ジョシー・バルビン
色指定衣笠一雄
仕上検査五木田幸子
特殊効果中島正之
撮影三晃プロダクション
峰岸智子
編集花井正明
録音川崎公敬
音響効果石野貴久
選曲茅原万起子
記録伊藤好子
演助進行雄谷将仁
美術進行田村晴夫
仕上進行森田哲庸
録音スタジオタバック
現像東映化学
声の出演
小石川光希國府田マリ子
松浦 遊置鮎龍太郎
須王銀太金丸淳一
秋月茗子山崎和佳奈
松浦千弥子江森浩子
鈴木亜梨実久川 綾
三輪悟史太田真一郎
桃井亮子浦和めぐみ
萩原未央玉川紗己子
千草永島由子
麻里小野寺麻理子
桂子中村尚子
名村慎一古谷 徹
協力青二プロダクション


 ● ストーリー
 遊と見知らぬ女の子のツーショット写真を見た光希は、なんかもやもやしていた。茗子に「惚レタナ」と言われたけどそれを認める気にはなれなかった。

 そんな時、千弥子ママから新しいアミューズメントパーク「ワンダードック」のチケットを貰う。なりゆきで遊と2人っきりで遊園地へ。「まるでデート」と思いながらも、しっかりと楽しんでいる光希であったが、そこで遊と写真に写っていた女の子“鈴木亜梨実”と出会う。

 遊と亜梨実が仲良くしている姿にやきもきする光希。その後亜梨実との仲を問いつめると、「中3の時つきあってたから」と言われ、ショックを隠しきれずにいると、冗談交じりで光希が好きだから保健室でのキスをしたと告白される。光希は本気に思えず怒って去ってしまう。

 次の日、ワンダードックで光希と遊がデートした話が学校でちょっとした噂になっていて、それを耳にした銀太は止められない思いにさいなまれ、光希にキスをしてしまうのであった…。
(光希桃)

 ● 感想

■ママレ補完計画2より

MR2さん 2001/02/12 (月) 20:07

交換日記とボイスメモで茗子に冷やかされ、
茗子に色々と相談する光希。
遊の作戦はある程度成功していたようだ(笑

三輪さん早くも登場。
含みを持たせつつもイロモノ的演出っ。
実に上手いですなぁ。
遊に自分を印象付け、
さらに探りを入れるっつう意味ではコチラも作戦成功。


ワンダーエッグのチケットをくれる千弥子さん、
もしかして彼女も遊とグルか!?
亜梨実と再会した後の遊と光希の悶着ですが、
遊は素直にキスした事や、
光希への本音を素直に語っていますね。
同時に亜梨実との過去の事も。
遊って意外といいヤツじゃんか。
こんな風にさらっとスキだって告白できていたら、
私の人生も色々と違う事象が生まれていたかもなぁ。


光希の事で愚痴った銀太が茗子に叱咤されるシーン、
この事で銀太はかなり焦ったんでしょうね。
放課後、無理やり光希の唇を奪っちゃって……。
銀太いわく「同意の上だろ!」って主張したいんだろうけど。
遊が現れた事によって銀太と光希の距離が開いてしまう事を恐れた銀太。

でも遊にキスされた時と違って、
銀太の時は明らかに怒っていますね、光希。
かわいそすぎるぞ、銀太。
男性視聴者なら概ね銀太を支持するっていうか、
同情するでしょうね。
女の子にとってはかなり嫌かもしれませんが。
光希が出て行った教室で、
一人俯く銀太が印象的でした。


きりたんさん 2001/02/12 (月) 21:06

第3話感想です。

茗子に「惚れたな。」なんて言われても、光希にはまだピンと来てないですよね。確かに「気になるやつ。」としては認識しているみたいだけど・・・。でも、気持ちの乱れが行動に現れるのが顕著なのは、やっぱり単純なんだよなぁ(笑) で、茗子との帰り際に遊の事を聞かれて、否定はしているんだけど、実際のところ本人はよくわかっていないみたい。ただ、遊からワンダードックに誘われてときめいているところを見ると、やっぱり意識し始めていることだけは確かかと。亜梨実の登場で、その気持ちは確実に大きくはなっていますね。(付き合っていたとか、イベントを一通りこなしたという事に驚いていたし。)

 それから、遊はこのあたりから光希一筋って気がしますね。気持ちの動きは表面上少ないんですけど、なんだか光希に対しては、結構無防備な感じがして・・・。と言うのも、亜梨実に対しては、あれだけ言い寄られても、一定の距離を置いている感じがするのに、光希に対しては、そう言う距離感が感じられないんです。(冗談っぽく、光希とのキスを話しているところなんか、「魔が差した」とは言っていたのは、照れ隠し以外の何物でもないと。ただ、こう言う言葉が、光希としては許せなかったから、遊をひっぱたくという行動に出たんでしょう。

 最後に銀太。次の日の朝、遊と光希が遊びに行っていた事をうわさで聞き及んだ時の行動・・・。完全にヤキモチですね。どうも銀太としては光希のことを友達以上に考えていたようで・・・。詳しい話は、多分次回の話になるのでしょうけど、これまでの話を見た限り、なにかと遊に敵意を燃やしているところを見ると、銀太的には「光希を遊に取られてなるものか。」という気持ちがあるのかなと。で、その焦りの結果としてキスをしたのだと思いますが・・・。銀太的にはキスをすれば、光希との関係が好転するとでも思ったのでしょう。(結局それは裏目に出てしまったわけですけど。)

光希を中心とした三角関係ですけど、いまのところは遊が一歩リードしているという感じですね。


竜牙堂さん 2001/02/18 (日) 01:58

 第3話の感想です。

 茗子の惚・れ・た・な発言に動揺して、自己弁解する光希。でも、顔を真っ赤にして弁解しても説得力は無い(笑)。
 テニス部の練習中にもまだ見ぬライバル・亜梨実をテニスボールにだぶらせて、力強いサービスを打つ。
 なっちゃんと亮子先生の2ショットにも遊と亜梨実の姿をだぶらせてしまう…。光希ちょっと重症かも。
 図書館で遊と三輪さんが接近遭遇。三輪さんと遊の秘密は、まだ明らかにされてないので、ここでは伏線程度にしか書かれてない。

 光希と茗子の下校時の会話でも、亜梨実との2ショットの写真で話題は持ちきりである(笑)。そして、遊と茗子の共通点に気づく光希。でも、5年間付き合ってミステリアスな部分が多いのに、今更、気づくなよ光希…。
 そして、今回のメインイベント!ワンダードックでのデート。「それって何だかデートじゃない?」と言っている光希だが、デートだよ(笑)と突込みをいれたくなる(苦笑)。

 亜梨実との再会だが、遊は多分亜梨実に気づいてたと思う。だから、光希と一緒に「鏡の部屋」に一緒に入って行かなかったんだと思う。そして、亜梨実と仲良く会話しているところに、光希が都合良く登場してヤキモチを焼かせる作戦だったのかも知れない…。読みすぎか?(笑)そして、遊は亜梨実との関係を告白して、光希の
反応を見る。光希は単純だから、素直に顔に出てしまうので読みやすい(笑)。んで、冗談ぽく照れ隠しで、本音を言うが光希にぶたれてしまう。

 その次の日には、銀太と茗子の会話中にタイミング良く遊と光希がワンダードッグでデートをしたことを耳にして、思わず遊の悪口が出てしまう銀太。しかし、これは茗子の逆鱗に触れてしまう。茗子に「そんな権利ない!」ときつく言われ2の句の継げない銀太(笑)。

 そして、日直で放課後に残ってる時に、光希は鈴木と言う字を目にして亜梨実を連想してしまう。遊の元彼女ということでかなり気になる様子。そして、銀太はキスの話題が出た所でチャンスとばかりに、光希に「キスをしようか?」と言う。しかし、光希は銀太の言葉を裏読みしすぎて「良いよ」という。銀太はその後の光希のセリフを一切無視してキスをしてしまう…。

 ふ〜、物語はまだまだ序盤戦。先は長い…。


わかまつさん 2001/02/20 (火) 20:45

今回の見物は暴走特急、銀太の行動でしょう。

中学時代の失敗から何時の間にか普通の間柄にまで修復した銀太と光希との関係。
ただ、普通の間柄になったと思っているのは銀太以外の人物が考えている事であり、銀太は普通の関係を保ちつつもあわよくばそれ以上の関係へと持ち込もうとしており、実際うまくいっていたのではないかと思います。
しかし、遊の登場によってその企みに暗雲が立ち込めます。遊と光希は同居している、周りはその関係を噂する、そして光希の最大の親友である茗子の「あなたにそんな(光希と遊の関係を邪魔する)権利なんだから!」という忠告。
もう止められない・・・。


ともちんさん 2001/10/16 (火) 12:47

第3話感想です。

「ふたつのキス」という題名ですが、
後の「リアルキス」と比べたら、光希のキスに対する感想が
最短かつ的確に表現されていると感心してしまいました。

茗子の「惚れたな」発言で一層遊を意識する光希ですが、
分かるなぁ。その気持ち。
私も家族であって他人である同居人がいた時期がありましたが、
そんな風に友人に言われたら意識してしまいますって。

銀太の暴走キスですが、そりゃないでしょう。
光希は遊の時と比べて確実に抵抗していたし。
熱い血がそうさせたのか?

いよいよ三つ巴本格化ですね。
いや、三つ巴どころではない騒ぎですね。


空いろさん 2003/09/21 (日) 10:09

 銀太って面白いな―って思いはじめたのはこの回からです。
いきなりキスされたら、そりぁ光希だって驚くよ。
しかも遊のことで悩んでるときだし・・・。
光希のことを応援したくなる第3話でした。


アミーゴさん 2004/02/25 (水) 09:14

銀太のキス!!みきはなんてもてるのかしら!?
でもぎんたも意味がわからない!前、みきが銀太が好き
でラブレターをもらったのに、みきとはただの友達とか
言って振ったくせに、いまごろ・・・・!?って感じ
です!みきがかわいそうだああああああああ!!!!!!!


CHOさん 2004/02/27 (金) 21:44

いきなり可愛いコとツーショットで写ってたら少し驚きますよね〜しかもあんなにカッコいいんじゃなおさらですね〜銀太はいきなりキスするし〜まだ始まって三話目なのに複雑ですね〜


ここあさん 2004/04/25 (日) 19:02

う〜ん、やっぱこの頃から、みきの、気持ちが動いてるとおもうんですけど、ありみさんてっかわいい方ですよねっじゃあ、なんで遊と別れたんでしょうね?


ゆき☆☆さん 2005/03/03 (木) 18:57

ありみさん可愛いですよね!でも可愛いありみさんよりみきを選んだんだから、ゆうの面食いなわけじゃナイ所がまたいいですよね!


■ママレ補完計画より

KAZUYAさん

第3話亜梨美が登場!!
久川フリーク達が転がる姿が目に浮かぶ・・・
しょっぱなからかき乱してくれるねえあの娘は・・・
銀太なんかはアウトオブザ眼中って感じで光季、亜梨美、遊の思いが交錯していて早い展開だ・・・
これにロッキー(六反田)と銀太がからんだら・・・
あーもー先が楽しみでならない!!
というわけで3話の感想(?)は以上!!

ほわいとさん

第3話、ただいまみました。
かっぱのカッチャン、やっぱり笑えた。
かわいいと思えば、なんでもかわいいある。
亜梨美は、おおおお、思った通りだ。当時、亜梨美ちゃんに心を向けていたのが蘇って来ましただ。
あとから見ると銀太、なんか哀れだ。でも一番青春している感じだ。
茗子ちゃん、いってる事、きついと思うのは私だけ?
ミステリアス茗子は、今でもそうだす。同人活動、結局個人活動の様だったが、
部費を集めて活動してるみたいね。自分のお金でけじめをつけてるのかな。
わりと、茗子ちゃんはお嬢様なのでお金には困ってないようですけど。
第3話のポイントは、やっぱ、萩原未央ちゃんです。

きりたんさん

 亜梨実たんの初登場シーンは後ろ姿だったんですね。
物陰から遊を見ている姿が、妙にかわいかったなぁ'(^^)
 でも、「一通り済ませた」って聞いて勘違いする光希たんもかわいかったな。

 この回は、光希たんの百面相が見所でもあるような気もするんですけど。

さくらひ

3話のポイントといえば、
1.かっぱのかっちゃん。
2.亜梨実。
3.萩原未央。
だと思う。
上二つはいいけど、3つ目の「萩原未央」なんでかな〜とか思うかもしれないけれど、
なんせきっかけだからねぇ、あれの。
ついでに萩原未央の声がちゃんとOVA(りぼんVIDEO)と一緒なんだよぉ〜(玉川紗己子)
うーん、いいねいろいろリンクしていて。

のろん。さん


ママレードガールズにおける瀬川さん評(尾張小牧同人ネットワーク内)

 この回で茗子が銀太を叱責するシーンがある。中学の時、あんな酷いふり方をした銀太には、今更光希と銀太の仲を邪魔する権利はないと言い切り、カメラが斜めにひっかたむいてキツク睨めつける、あの場面だ。普段穏健派の茗子があんな強い言い方をするなんて未だに違和感があるが、彼女にとってもあの中学のときの事件はそれだけ大きなものだったのだろう。多分、光希の悲しみをまともに受け止める立場であったはずだし、その分銀太の不誠実ともとれる言動に怒りを秘めていたのかもしれない。しかし……彼女の大きな誤解は、彼が本当は光希のことを大好きで、出来ることならばやり直したいという気持ちに傾いていることを読み切れ無かったことだ。ここで銀太を彼女が制しても、くすぶっていた男の炉心に炎を注ぐ結果にしかならないことを想像できなかったのは、冷静な茗子にしては珍しいミスのように思われる。茗子の感じた怒りの正体がも一つ見えて来ないが、彼女は一見おっとりとした人物に見えてその内面では、火のような感情が燃え盛っているタイプなのかもしれない。この点、今後のストーリーで明らかになる過激な行動と性格の片鱗を垣間見せているのもまた事実と言えよう。こういう女性は、手強い。(遊君談)
 というわけで性の猛獣と化した銀太、光希の唇を無理やり奪う! 夕陽に燃える衝撃の映像に被さるのは「笑顔に会いたい」のイントロ。いやぁ〜、「MOMENT」よりもインパクトがある。まるでこのシチュエーションの為にしつらえたような(実際にそうかもしれない)劇的イントロだ。あの場面、完全におかしくなってしまっている銀太のムラムラが、んでもってあせるお子様光希の精神的動揺・緊迫感が、何度見てもやめられない面白さだ。光希の、一旦誘いこむような台詞から一転、完全拒否へと切り替わる流れるような態度の変化で、彼女の内面に今も深く食い込んでいる中学の時の銀太という傷を思い知らされた気がした。彼を突き飛ばして走り去る少女の脳裏に忌まわしい写真的記憶がフラッシュバックする様は圧巻で、ことの致命的本質を端的に表している。まだ、その時期ではないのだ。光希は思い出を消化し、今の銀太とちゃんとした友達として付き合える状態にまで漕ぎ着けたかのように見えるが、それは誤解と衝撃の記憶を封印し、精神的内奥へ押し込んで思い出さないようにしていたから出来た形式的反応だ。しかし本当に銀太のことを許し、うちとけ合う為には、押し殺している思い出の封を解いて全てを明瞭に蘇らせ、あらためてお互いの誤解や恨みを晴らす作業が不可欠だ。それができるほど今の二人は大人になり切っていないし、また松浦という敵が現れたことによるあせりが、茗子に叱責されたことにより苛立ちが、銀太の未熟な男性原理を刺激して、野生的状態に引き摺り込んでしまったのは事実として不幸なことだ。
 誰しもがこの回は失敗を犯しているのだ。それは、あの立ち回りの上手さで売ってきた遊にとっても人ごとではない。ワンダードッグで光希に、あの保健室での出来事をぽろりと漏らしてしまったのは、彼にしては珍しい失策だ。あの「既成事実」は本来、二人の中がほぼ確定的になるまでは漏らすべきではないのである。さもなくば光希の反発は必至で、「また怒っちゃった……」と呟く彼の内心では、話してしまって失敗したという気持ちが溢れかえっていたことだろう。珍しくいつもの余裕が感じられないと思うのは、私だけだろうか。
 けだし、まだみんな完全な大人になり切っていない。冷静に状況を分析できていない。ゆえに失敗するという辺りを、この回の連続的シチュエーションとしてとどめておこう。まぁ、だからこそ混乱して楽しくなっているんだけどね。ついでに、今んとこ完全な悪役に徹している亜梨実も言うことナシ☆。

4話予告
光希 「許せない、絶対許せない! そりゃ昔は好きだったけど、断ったのは銀太でしょ!? 何で今さら友情をぶち壊すようなことすんの!?」
銀太 「光希、話があるんだ!」
光希 「どいてよ!! 今は銀太の顔も見たくないんだからッ!!」
ママレード・ボーイ
銀太の告白
「おまえをあいつに渡さない!」

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